小学生2人の家庭学習を応援する母、卯野ハンナです。
学校休校が延長・・・延長・・・延長・・・
子供たちがお世話になっている小学校ではオンライン授業が始まる様子もなく、我が家は家庭学習が煮詰まり気味・・・
前年度の復習もあきあきしている様子の子供たち。
なにか楽しく本人たちだけですすめられるドリルはないかなぁ・・・と探した時にであった「おはなしドリル」の感想を書きます。
↓ この記事でお伝えする内容
- おはなしドリルってどんなドリル?教科で言うとどれ?
- 「読書習慣×学習習慣」の勉強方法
- 本当に子供だけですすめられるのか?
↓ 上の子(娘)はおはなし推理ドリルを楽しんでいます。
おはなし推理ドリル【学研】の感想 小4~小6におすすめの楽しく続けられ謎解きドリル
おはなしドリル【学研】の感想 小1~小3におすすめの楽しくて低価格なドリル
おはなしドリルは小学校1年生~3年生を対象にした読書と学習を一緒に楽しめるドリルです。
問題集と言えば国語・算数・理科・社会・・・など教科でわかれているものも多いですが、おはなしドリルは国語を軸に複合的ですね。
「科学のおはなし」、「都道府県のおはなし」など理科や社会とも言えるドリルもあります。
取り上げている題材がおもしろく、ラインナップも豊富で、お子さんがやってみたいドリルがきっとあることでしょう。
我が家も下の子が目を輝かせてドリル選びに時間をかけていました。
最初に選んだのは「危険生物のおはなし」です。うんうん、息子っぽい(笑)
その後「科学のおはなし」も購入しました。
【画像引用元:おはなしドリルより】
もともと読書が好きなお子さんは飛びつきそうです。
これから読書習慣をつけたいと思う場合も、1話分が見開き2ページと短く、学習というよりは気軽に取り組め、知識も増えるおはなしばかりです。
1話分が10分~15分程度で作られており、「読んでから問題を解く」の習慣で、おはなしを正しく読み取っているかを確かめる事が出来ます。
全問正解の時は子供のテンションも上がる上がる(笑)
算数の問題集などは前半から後半にかけてだんだん難しくなっていくのが多いですよね(苦笑)
このおはなしドリルはどのページからでも始められるので、目次をみて好きなところから取り組むのもいいと思います。
「危険生物のおはなし」は残念ながら在庫不足のようで、学研モールでも在庫切れになっています。
「危険生物のおはなし」「うちゅうのおはなし」「恐竜のおはなし」の3冊セットでしたら、まだ販売されていました。
Amazonやヤフーショッピングで中古なら購入できますが、びっくりするような金額になっています。
おはなしドリルの概要
基本情報 | |
---|---|
発行 | 学研プラス |
大きさ | B5 |
ページ数 | 56~68ページ |
色 | オールカラー |
金額 | 650円(+税) |
- 表紙
- この本の使い方
- 目次
- おはなし
- 答えとアドバイス
- 本の概要一覧
- 裏表紙
おはなしのページは上半分が文章、下半分が問題になっています。
問題の数は1つのおはなしで多くても5問程度です。
価格が650円(+税)というリーズナブルな設定がうれしい!
【画像引用元:科学のおはなし3年より】
ラインナップ
2014年6月から販売がはじまり、現在では19種類もあります。
発売日 | おはなしドリル |
---|---|
2017年7月6日 | 危険生物のおはなし 低学年恐竜のおはなし 低学年 |
2016年5月26日 | きもちのおはなし 小学1年きせつの行事 低学年 |
2015年11月12日 | 都道府県のおはなし 低学年人のからだのおはなし 低学年 |
2015年8月27日 | せかいのめいさく 小学1年どうぶつのおはなし 小学1年 |
2015年3月19日 | ことわざのおはなし 小学2年うちゅうのおはなし 低学年 |
2015年3月19日 | 科学のおはなし 小学3年 |
2014年12月18日 | ことわざのおはなし 小学1年せかいのくにのおはなし 小学1年せかいの国のおはなし 小学2年こわいおはなし 低学年 |
2014年6月28日 | かがくのおはなし 小学1年科学のおはなし 小学2年わらいばなし 低学年伝記 低学年 |
↓ 次に読んでみたいおはなしドリル(息子の希望)
おはなしドリルのすすめ方
ドリルの1ページ目に本の使い方が書かれているので参考になります。
【画像引用元:科学のおはなし3年より】
1、読書する
おはなしの1話分を読みます。
ほとんど漢字によみがながふってあり、1話分が見開き2ページだけですので、無理なく読めます。
「小学2年」など、学年が指定されているドリルは、学年で習う漢字までがよみがながあるようです。
たとえば「小学3年」の科学のおはなしには「植物」や「子葉」にはよみがながありますが、「形」「自分」「黄色」にはよみがなはありません。
「形」「自分」「黄色」は2年生で習う漢字ですよね。
おはなしの見出しが話し言葉になっているのも、子供にとっては親しみやすいのではないでしょうか?
↓「危険生物のおはなし」ドリルの1話分
- 危険生物のぶきって、どんなもの?
- サバンナにいる危険生物は?
- 危険なヘビって、どんなヘビ?
- 人食いザメって、本当にいるの?
- せかい一強いのは、何のどく?
おはなしドリル1冊で知識もたくさん増えますね。
おはなしは28話くらい掲載されています。(おはなしドリルによって若干変わります)
2、問題を解く
読んだおはなしについての読み取り問題にチャレンジです。
こたえはすべておはなしの中にありますので、しっかり読めばこたえられます。小学校の国語のプリントを思い出しますね。
こたえがわからなかったところは、もう1度文章を読むので、さらに理解が深まります。
「読書と学習が1度にできる!」といううたい文句は本当だと実感します。
3、答えあわせと直し
巻末に答えとアドバイスが載っているので、答え合わせをします。
答えが単語ではなく文章の時もあるので、初めのうちは保護者の方が丸付けをするか、お子さんの隣で見てあげた方がよいです。
間違えたところは、おはなしを読み返してお直しして終了です。
答えとアドバイスに保護者へ向けて「解き終わったら、できるだけ早めに答え合わせをしてあげましょう」とあります。
たしかにとくに低学年のお子さんほど、熱が冷めないうちに答え合わせやお直しをさせた方が身につきますね。(我が子2人の取り組み方を見ていて思います)
読んでみた感想
子供は楽しく続けています。そして子供が積極的に、1人ですすめられるドリルです!
問題をすべて解いたあとも「読み物」としてとっておこうと思います。
大体のドリルは全問解いてその学年が終わると処分していますが、おはなしドリルは他の学習ドリルにないおもしろい知識が詰まっているので楽しいです。
雑学的な要素は強いですね。
家庭学習の中で、おはなしドリル以外にZ会・教科書ワーク・テストの点が上がる練習テストなどを使っていますが、一番本人たちがすすんで取り組むのはおはなしドリルです。
息抜きのようなポジションで使っています。
問題がわからないと、泣き出したり、やり方を聞いてきたり、とにかく家庭学習の時間はよく呼ばれますので、私は作業が進みません(涙)
おはなしドリルのように子供だけで取り組める問題集は本当にありがたい。
なおかつ安い!全シリーズ650円(+税)です。
学研プラスの問題集は多くの書店で取り扱っているので子供本人に選ばせるのもいいですね。
これで子供がよろこんで取り組んでくれ、読書習慣や学習習慣がつくのなら超おすすめのドリルと言えます。
しかし1人でできると言っても、新1年生で「問題を解く」という意味がわからないと、初めは保護者が見てあげる必要があります。小学校生活を始めて国語のテストの経験があるなら1人ですすめられると思います。
このドリルをおすすめする方
- 子供が楽しみながら続けられる遊び感覚のドリルを探している方
- 低価格で手に入りやすいドリルを探している方
- 子供に読書の習慣をつけてもらいたいと思う方
我が家の子供たちは周りの環境や小学生新聞のおかげで本好きです。子供にたくさんの本を楽しんでもらいたいと思うなら、こういったおもしろいドリルを取り入れるのもいいですね。
子供の読書に関しては「子供を読書好きにするポイント5つ 親が読書家じゃなくても大丈夫!」にもまとめています。
小学校高学年には「おはなし推理ドリル」
小学校3年生だと、「おはなしドリル」と「おはなし推理ドリル」で迷いそうですが、やはり推理ドリルは高学年向けです。
おはなし推理ドリルは上の子が取り組んでいます。
3年生でも読書好きなお子さんなら興味のあるシリーズからすすめられそうですが、逆に4年生でも読書が苦手なら無理せず、おはなしドリルの3年生を渡した方が楽しく続けられると思います。
↓ おはなし推理ドリルのレビュー
おはなし推理ドリル【学研】の感想 小4~小6におすすめの楽しく続けられ謎解きドリル
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。