読書の秋ですね。
子どもが本好きだとメリット多いなーと、常々思ってきましたが、娘のアンズが「かいけつゾロリ」シリーズしか読まなくて心配になる時期もありました。
あまりにも恐ろしい勢いで読んでおりましたからね💦
結果として、今では他の本も読んでいます。
私もゾロリシリーズは好きなので、アンチゾロリではないですよ💦正直、本嫌いなお子さんにはゾロリを進めたら一発じゃないの?と思う程の作品です!
「かいけつゾロリ」シリーズとは
かいけつゾロリは、原ゆたかさん(作・絵)の作品で、第一作目は1987年に発売された、超人気の児童書シリーズです。
ポプラ社から発売されていて、2018年11月現在、「かいけつゾロリのドラゴンたいじ2」はシリーズ62作目です。
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ゾロリの魅力を短くお伝えするとしたら、とにかくテンポの良いお笑いを見ているようです。
キャラクター設定を知っていれば、シリーズのどの本から読んでも楽しめます。
冒険、友情、恋愛!天才ゾロリの発明の数々にちょっと泣ける話もあったりで、ハラハラドキドキがいっぱいです。
ちょっとお下品な感じもありまして、おなら連発とかおやじギャグ満載っていう時もあったりします。そんなところが、子どもからしたら余計に大興奮なんですよね。
かいけつゾロリと娘の出会い
娘とゾロリの出会いで決定的だったは、小学校の1年生の時に、かいけつゾロリのシリーズを10冊くらい教室に置いてくれたことです。
先生いわく「人気が高すぎて低学年に回ってこないから、優先的に置きました」との事です。
学期末に担任の先生と保護者で面談があり、先生から
先生「アンズちゃん、休み時間のたびにゾロリをずっと読んでるんですよ」
私「え、お友達と遊んだりお話したりしないんですか?」
先生「とにかく休み時間になるとすぐにゾロリを引っ張り出して真剣に読んでます。集中力も高くて私もびっくりしました」
褒めてもらっているんですけどね、衝撃的でしたよ(笑)
自分の子どものころを振り返ると休み時間なんて勉強から解放されて、友達とふざけあっていた記憶しかありません。
思わず、先生に
私「せ・・・先生、それって大丈夫ですか?友達出来ないんでしょうか?」
先生「まだ1年生ですからね、そんなに気にされなくて大丈夫ですよ。アンズちゃんも困っている様子もないですし」
先生、それって何年生だとゾロリ読みふけってたらアレなんでしょうか・・・?と、思いましたが、聞くタイミングを逃しました💦
かいけつゾロリばかり読んでいて心配だった
学校の休み時間はこうしてゾロリを読みあさり、図書館に行ってもゾロリを積み上げて読みあさり、図書館からゾロリを借りて、家でも時間があれば読んでいる・・・という期間が続き、だんだんと
もうゾロリしか読まないのか???
と、心配になってきました😱
本当に面白いんので、ゾロリを否定しているわけではないんですよ(苦笑)
やっとゾロリから離れた時は、図書館や学校で全シリーズをほとんど読み尽くした時でした。
理由は単純ですね。大好きなゾロリでも、60冊近いゾロリの本を読み尽くせば別に目がいくのでした(笑)
私は何を心配していたんだろうって笑っちゃいます。
読んでほしい本がある時は、このタイミングでそっとその本を近くに置いておくと読んでくれそうです。
現在はまっているシリーズ
現在は岩波書店から発行されている、あんびるやすこさん(作・絵)の「なんでも魔女商会」シリーズがお気に入りで、これまた図書館で積み上げて読んでいます。
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なんでも魔女商会
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なんでも魔女商会シリーズもキャラクター設定を覚えれば、どの本から読んでもわかるそうです(娘より)
続いて、まんがで読む 日本の古典(学研まんが日本の古典)シリーズ
ついに漫画を読むようになりました!でも自分から古典の本を持ってきたときにはちょっと驚きです。
教育関係の本を多数執筆されている、松永暢史(まつながのぶふみ)さんの「未来の学力は『親子の古典音読』で決まる!」で何度か一緒に音読をした影響かな?
本の前半しか実行できなかったのですが、そうだと嬉しい✨
古典には興味がない私ですが、この本に書いてある通りの一音一音はっきりと声を出して読んでいく方法をやってみると、古典も読みやすいです。意味の理解は別です(苦笑)
アンズが「まんがで読む 平家物語」を借りてきましたが、さすがに漫画とはいえ登場人物も多く、ほとんどが戦のシーンで理解できなかったようです。興味をしめしただけ褒めてます。
一度漫画を読み始めたら、もう活字の本は読まないのかな?と、思っておりましたが意外と放っておいてもいろいろ借りてきます。
最近の娘の傾向だと、世界の名作の方が読みやすいようで、
- 赤毛のアン
- トムソーヤの冒険
- 不思議の国のアリス
- 小公女セイラ
- フランダースの犬
などなど。
たまに背伸びして字が細かいのを借りてくると、失敗しちゃったんでしょうね、ペラペラめくって終わります(苦笑)
最後に
娘が一年生の時にはまっていたゾロリを、現在は弟のハルミチがはまっています。
我が家にはゲームがないので、テレビが娯楽なのですが、図書館でゾロリを借りてきた時はテレビを拒否して読んでいるくらいなので、本当に面白いようです。
読書を推奨している学校は多いので、子どもが読書好きだとメリットが大きいです。
私からしたら、読書している時間が一番静かなのでありがたい✨
デメリットは読みふけって他の事をしない・・・くらいでしょうか!?
今は楽しい物がたくさんあるので、本人の意志だけでは本に親しむのが難しくなっているように思います。
でも一度本の楽しさを知れば止めても読むようになるし、我が家のように興味が変わっていろんな物語を探すようにもなるので、本になかなか親しめないお子さんには「かいけつゾロリ」お勧めです。
今回は、かいけつゾロリばかり読みすぎて心配になりましたが、無事に他の本も読めるようになったお話でした。
子どもが読書好きのメリットや、ゆるく読書好きにさせる方法を書いた記事はこちら🔻
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。