病院、電車の乗り継ぎに避けては通れない「待ち時間」
子ども達がいかに静かに過ごせるかは、一緒にいる保護者としてもヒヤヒヤするところ。
病院もそれほどいかないし、移動も車が多い我が家ですが、たとえば楽しみにしていたミュージカルの開演前、お友達のピアノ発表会の開演前など、5分~10分の待ち時間ではなく、何十分・・・時には1時間以上の待ち時間を過ごす事になる場合もあります。(座席の前の方で見たいので、早めに並んで舞台に近い席をゲットしたい!)
そんな中でも我が家の子ども達は読書が好きなので、本は大活躍してくれますが、大好きはゾロリと言えど、普通に読んでも15分くらいで終わってしまうんですよね。
何冊も本を持ち歩くのは重くてしんどいので、ここで求められるのは1冊で長く遊べる本です。
今日は我が子2人(姉弟)が待ち時間をおとなしく過ごせている、おもちゃ感覚の絵本をご紹介します。
- 未就学児におすすめの絵本みつけてかぞえて どこどこどうぶつシリーズ
- 小学生におすすめの絵本香川元太郎さんの迷路絵本シリーズ
- 子どもも大人も楽しめるおすすめ絵本ミッケ!シリーズ
- 小型の本でおすすめするとしたらポケット版 ミッケ!
- 我が家の待ち時間の過ごし方
- 最後に
未就学児におすすめの絵本
みつけてかぞえて どこどこどうぶつシリーズ
みつけてかぞえて どこどこどうぶつシリーズの第一作目はこちら🔻
2014年11月から日本で発売されている、こういったシリーズの中では比較的新しい絵本です。
どこどこどうぶつの他にも
・わくわくどうぶつえん
・うきうきうみのなか
・ゆかいなまきば
・わんにゃん
・きょうりゅう
・ジャングル
・こんちゅう
・るんるんもりのなか
が出版されています。
遊び方は好きなページを開いて、書かれている動物の言葉(問題)を読み、答えを見つけるというシンプルなもので、字を読みはじめる年中や年長のお子さんくらいから、子どもだけで遊べそうです。
<問題例>
・ねているトラを4とうみつけて。
・かわいい かさをさしているのはだれかしら?
問題は平仮名、カタカナ、数字だけで書かれています。
文字の読めない子も問題を読んであげれば、答えを探すことができます。
とにかく動物たちが可愛くて、ページ全体に所せましと描かれています。
今回ご紹介する本の中では、次にページをめくる時のわくわく感は一番ではないかと思うくらい色使いがカラフルでとてもおしゃれです。
プレゼントにも喜ばれそう!
1点デメリットをあげるとしたら、大型本なので持ち運ぶのにやや不便。
小学生におすすめの絵本
香川元太郎さんの迷路絵本シリーズ
子ども達って迷路も大好きですよね。
その中でも香川さんの迷路絵本シリーズは細かく美しいイラストと、迷路で遊びながら歴史を学べたり、見開き1ページの中に、迷路、隠し絵、動物や人物を探すなど、時間をかけてゆっくりと楽しむアイデアが散りばめられています。
子ども達の表情を見ると真剣そのものです。
2018年11月現在の最新刊は今年の8月に発売された「忍者の迷路」です。
香川元太郎さんの迷路絵本シリーズ最新刊はこちら🔻
他にも
・時の迷路
・文明の迷路
・自然遺産の迷路
・進化の迷路
・伝説の迷路
・続・時の迷路
・昆虫の迷路
・宇宙の迷路
・物語の迷路
・乗り物の迷路
・動物の迷路
・水の国の迷路
・お化けの迷路
・おもちゃの迷路
たくさんありすぎて迷ってしまいますね。
でもハズレはないと言えるくらい、どの絵本も惚れ惚れとします。
1点デメリットをあげるとしたら、大型本なので持ち運ぶのにやや不便。
子どもも大人も楽しめるおすすめ絵本
ミッケ!シリーズ
チャレンジミッケ最新刊はこちら🔻
こういったわくわくシリーズの代表としてあげられるほどの人気を誇るミッケ!シリーズ。ご存知の方も多いのではないでしょうか?
1992年8月から日本での発売が始まり、その数はすでに30冊以上です。
長く愛されているのがわかりますね。
大型長方形タイプ、正方形タイプ、厚紙ミニタイプとサイズも様々です。
遊び方はページを開き、上下左右のどこかに問題が10問~15問ほど(小さいタイプは問題も少ない)あります。
<問題例>
・みつかるかな?とんぼが3びき
・いとまきわかるかな?
ミッケの細かく美しいアートは、はじめはCGかと思いましたが、精巧なジオラマ(模型)を撮影した写真だそうです。
あまりにも細かく問題もたくさんあるため一通り全ページを解いて、もう一度開いたころには初めのページの答えを忘れているので、何回も遊べます(笑)
ミッケ!のシリーズも問題が平仮名、カタカナ、数字、アルファベット(少し)で書かれています。
1点デメリットをあげるとしたら、大型本なので持ち運ぶのにやや不便。
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小型の本でおすすめするとしたら
ポケット版 ミッケ!
3種類の絵本を紹介しましたが、どれも大型の絵本です。
電車などの人が多い場所で使うには大きすぎて不便です。
こういった時は「ポケット版 ミッケ!」がおすすめです。
サイズはB6判(約18cm×12cm)で、厚さは32ページで8㎜ほど。
表紙はハードカバーとなっております。
ポケット版 ミッケ!の最新刊はこちら🔻
子ども達の本棚には置かず、お出かけ用に私が保管しているので、電車の中で出してあげると大喜びします。
我が家の待ち時間の過ごし方
あらかじめ待ち時間が発生する事がわかっている時は、まず図書館へ行き、本日紹介したシリーズの本を1冊か2冊ほど借りていきます。
(時間がないときは我が家に置いてある本を持っていきます)
車で移動が多いので、車の中では本は見せずに我慢。
現地について待合室や、列に並びだしたら本を出してあげます。
我慢させた分、静かに絵本で遊び始めます。
たまに隣に並んでいたお子さんも仲間に加わって絵本で遊んでいる姿はほほ笑ましいです。
人数が増えた分うるさくならないように私はドキドキしますが。
複数人で1冊の絵本を囲むようになると、オリジナルの問題を出し合って遊びます。
問題を解く人数が増えた分、本に書かれている問題が早くクリアされてしまうので、それぞれ「紫の蝶はどこかな?」とか「子どものライオンは何匹いる?」など、独自で問題を作るというのも楽しいようです。
最後に
どの本も美術的な作品としても本当にキレイで、子どもから大人まで楽しめます。
年齢に関係なく、お子さんが自分から手に取る本が一番集中して読んでくれると思いますが、子どもの年齢に合わせて私がおすすめするとこうなりました。
絵本は1冊1000円から高いものだと3000円近くもしますよね。
読んであっという間に終わってしまうのもちょっともったいない・・・
本日ご紹介した本は長く遊べるので「お得感」といった点でもお勧めです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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