5月から紫外線が一気に強くなる時期ですが、紫外線対策はしていますか?
ここ数年この時期から秋口にかけて、直射日光を素肌に浴びると何となくピリピリと痛痒く感じます。同時に年齢も感じるアラフォーママブロガーの卯野ハンナです(苦笑)
私は大人ですから日傘をさしたり、手差しをしたり、紫外線対策をする事ができます。
心配なのは2人(姉弟)の子供たち。紫外線対策の中でも見て見ぬふりをしていたのが「目から入る紫外線の対策」です(汗)
気になるのは平日の登下校です。太陽の光が斜めにあたるのため、帽子だけでは防げません。
本日は、子供の目の紫外線対策に、UVカット加工のメガネを購入した必要性と経緯を書きます。
UVカットメガネはJINZで購入しました。
↓キッズ用ジンズスクリーンのレビューはこちら
ジンズスクリーンキッズの感想【目の紫外線&ブルーライトに対応しているメガネ】
子供の日焼け・紫外線対策はしていますか?何をしているの?
大人の紫外線対策は万全でも、お子さんの紫外線対策はノーマークなご家庭もあるので、ママ友間でもあまり話題に上がらないテーマです(苦笑)
こういう時ネットの存在ってありがたい!
現在私が実際に行っている子供たちへの紫外線対策はこちら🔻
- つばの大きめの帽子
- 薄手の長袖の上着
- 日焼け止め
- 休日は日傘
日焼け止めはいくつか試しましたが、キュレルのUVクリームが一番塗りやすくて、白さも残らず、何年も愛用しています。
子供たちは全身、私は顔以外はこの日焼け止めです。私の顔はもうちょっとお高めのUV化粧下地を使っています(笑)
今回は、ここにやっとUVカット加工のメガネが加わりました。実は娘(姉)が小学校に入学した年の夏から気になっていたのです。
目から入る紫外線で日焼けする?自分の子供のころとあきらかに違う日本の夏
私が小学生時代である30年前の夏というのは暑かったけれど、今ほどの恐怖を感じる暑さではありませんでした。
夏の暑さも8月のお盆を過ぎれば、夕方にはある程度気温が下がり、夜は過ごしやすかったような気がします。
資料として気象庁の過去のデータから、東京都練馬区の30年(1989年)前の月ごとの気温のグラフを表示します。
気象庁「練馬1989年(月ごとの値)気温」 を加工して作成
過去の資料と比べて、今の気温は恐怖を感じる暑さです。
そして、紫外線も30年前と比べて強くなっているようです。
これも気象庁の過去のデータで確認しました。
↓1997年から2008年までの期間の日最大UV解析値
1997年から2008年までの期間の日最大UV解析値
↓2005年以降の日最大UV解析値
2005年以降の日最大UV解析値
※2005年から現在までの1年間のUV解析値をグラフで見る事ができます。
【画像引用元:気象庁「UVインデックス」の画像を加工して作成】
【画像引用元:気象庁「UVインデックス」の画像を加工して作成】
2005年以降年間のUV解析値の年数をずらして見比べてみてどうでしょうか?気温ほど顕著に違うようには見えませんが、徐々にUV解析値も「強い→非常に強い」になっていませんか?
これが日々子供たちに降り注いでいると思うと私は心配でなりません。
しかも驚いたのが、目からの紫外線で日焼けするというマウスでの実験結果がある事です!
JINSの公式サイトで紫外線が目に与えるダメージのページがありましたので、リンクを貼らせていただきました🔻
一生のうちにあびる紫外線の大半は18歳未満の子供のうちにあびる?
WHO(世界保健機構)のサイトで紫外線(UV)放射が皮膚、目、および免疫系に及ぼす影響について書かれています。
質問のページがわかりやすかったので、リンクを貼らせていただきました。
幼児や小学生に日焼けの危険性を話しても、遊びに夢中で紫外線対策なんてできないですよね。18歳未満で生涯浴びる紫外線量の大半をあびるというのもわかる気がします。
炎天下でもパワフルに大汗をかきながら元気いっぱいに走りまわっていますよ、みんな(苦笑)
だからこそ保護者が意識して紫外線対策を実行しなくてはいけないと感じていました。
子供の目の紫外線対策で効果的なものはなんだろう?
低学年の息子(弟)はゴールデンウイークを過ぎたあたりから、目を充血させて帰ってくるようになりました。息子にはアレルギーがあり肌も弱い子です。
紫外線によってダメージを受けた目を修復する目薬がありますが、できれば紫外線自体を防ぎたい・・・ということで考えたのがサングラスです。
でも周りにサングラスをかけて登校しているお子さんを見た事がありません。
とにかくあまり違和感のないサングラスを探し始めました。
透明サングラスとUVカットメガネの違いは?
私がます注目したのは透明サングラスです。子供用の透明サングラスはスポーツ用が多く、高額で、デザインがかっこよすぎます(汗)
でもリーズナブルな価格で好評のZoffから、クリアレンズサングラスが販売されていました。オンラインストアでも購入できます。
Zoffのクリアレンズサングラスのキッズ用はこちら🔻
レンズが大きいし、フレームも太い・・・・これなら紫外線が防げそう!!でも存在感がありすぎる・・・(涙)
そこで見つけたのが同じく人気の高いJINS。
JINSのメガネは紫外線99%以上カットの加工が標準装備です。ならば子供用の眼鏡を選んだ時点で透明のUVカット加工がされているという事なんですね。
JINSにかぎらず、最近のメガネはUVカット加工があたり前のようです。
メガネを使用されている方は「何あたり前の事を言っているの?」と思われてしまいますが、わたくし、裸眼の視力が1.5です。
いままで目で苦労した事がない分、UVカット加工が標準装備だという事にたどり着くまで時間がかかりました。
素朴な疑問として、UVカットメガネと、透明サングラスの違いって何ですか?
「サングラス」はメガネの中の一つの分類です。
サングラスの色はUVカットかどうかではなく、まぶしさが軽減できるかどうかです。ですから透明サングラスでまぶしさは軽減されません。
フレームはサングラスの方がより目の周りまで保護するように大きく作られているデザインのものが多いです。フレームが大きいものは見え方も違うのかもしれませんね。
今ではメガネのフレームでサングラスのレンズを入れる事も、その逆もできるそうで、ネットの中でしか調べていませんが、明確な違いは探し出せませんでした。
こうした経緯から、我が家は透明サングラスではなく、UVカット加工の度なしメガネを購入する事に決めました。
↓我が家が選んだキッズ用ジンズスクリーン
金額は3,000円+消費税です。何かと物を壊しやすい我が子に渡すものとしては安くはありませんが、安心感と効果が期待できそうなので決めました!
なんとブルーライトもカットできる優れものです。ブログを開設してから、PCを見る機会がとても増えたので、私も購入しました!
JINSの公式サイトでブルーライトが人体に及ぼす影響について書いたページがありましたので、リンクを貼らせていただきました。
ジンズスクリーンキッズのレビュー記事
ジンズスクリーンキッズの感想【目の紫外線&ブルーライトに対応しているメガネ】
視力に問題がない子供たちにどうやってUVカット加工メガネをかけさせたらいいか?
JINSのスタッフさんの協力で、なんとか初めての眼鏡を親子3人で購入できました。
次の問題は、子供にどう説明したらUVカット加工メガネを嫌がらずにつけて登校してくれるかです。
紫外線対策でメガネをして登校している子供を見た事がないですからね(汗)
子供たちへの説明・・・というか説得はこちら🔻
- 紫外線を浴び続けると病気にかかる可能性が高まる
- オーストラリアでは子供たちがサングラスをかけるのは一般的
- 夕方、目が充血するのは紫外線が強いからかもしれない
- きっとこれから紫外線を気にするお友達も出てくるんじゃないかな?
- あ、このメガネすごく似合っているよ!!
と、いろいろ話して、このUVカットメガネをかけてほしい最大の理由は
「母さんは紫外線の体へのダメージを知っているのに何もできないのは悔しいし、毎日紫外線を浴び続ける事で何かあなたたちが病気になったらとても悲しい、だから目を守るためにメガネをかけて学校に行こう!」
とお願いしたら子供たちからすんなりOKが出ました。
『自分たちだけまわりと違う事をしようとしている』という事にもっと嫌がるのではないかと想像していましたが、必要性を説明する事で思っていた以上にポジティブに受け入れています(笑)
娘「母さん、メガネかけると私、お利口そうに見えない?」
私「そ・・・そうね(自分から言った)」
息子「母しゃん、ぼくコナンみたい?」
私「そ・・・そうね(コナンになりたいのね・・・)」
勇気をふりしぼって小学校にお願いする
本来なら学校に必要がないものは持って行かせないのが私の方針です。きっと学校側も珍しいものを持ってこられるのは困ると思います。
持ってきたことでお友達とトラブルになったり、壊したり、無くしたり・・・
でも、娘が入学してから数年経ち、目の充血に関しては毎年思っていたことだから、勇気をふりしぼってお願いしました。
- 息子にはアレルギーがあり肌が弱い事
- 娘が入学以来、ずっと目からの紫外線対策が気になっていた事
- 本人に管理させ、登下校のみでいいからメガネを使いたい事
もう私は学校のあるのかないのかわかりませんが『面倒くさい親リスト』に載っているかもしれません(汗)
「望ましくありません」とか言われたらどうしよう・・・と思っていましたが、意外とこちらもすんなり学校が了承してくれました。先生方ありがとうございますーー!
最近は花粉症対策でメガネを付けるお子さんも増えたからなのか?
なんだか私一人が心配性すぎたようです(苦笑)
最後に
以上が子供の目の紫外線対策が必要な理由と、UVカット加工メガネを利用するまでの経緯、実際使った感想です。
メガネだけで100%紫外線対策ができるわけではありませんが、何年も心配してきた事が1つ実現できてホッとしています。
学校や、まわりの方の理解に本当に感謝いたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。