幼児むけの性教育の絵本でおすすめ【おちんちんのえほん】をレビュー

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幼児むけの性教育の絵本

小学生2人の母で、幼児期から家庭での子供の性教育が大切だと思う卯野ハンナです。

幼児向けに書かれた性教育の絵本はいくつかありますが、私のおすすめは「おちんちんのえほん」です。

タイトルだけ見ると男の子向けなのかと思えますが、絵本を読んだ感想としては男女問わず読み聞かせしてあげたいと思う本です。

この記事でお伝えする内容↓

  • 幼児向けの性教育の絵本でおすすめする理由
  • 本の基本情報と概要
  • 「おちんちんのえほん」の感想

小学生向けの本をお探しなら下記の記事でおすすめを紹介しています。

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幼児向けの性教育の絵本でおすすめ 【おちんちんのえほん】をレビュー

とにかく「かわいい」の一言なんですよね、この絵本

優しい気持ちになります。

あなたが おかあさんならば
むすこのおちんちんを
とても「かわいい」とおもうでしょう

あなたが おとうさんならば
むすこのおちんちんは
「むすこのむすこ」といいたいほど
「かわいい」とおもうものです

引用元:「おちんちんのえほん」あとがきから引用

あとがきの一部分を引用させていただきます。あとがきのほとんどがひらがなでで書いてありますので、子供が読むことも想定している文章ですね。

ああ、可愛いって思っていいんだ・・・
他のお母さんもかわいいって思うんだ・・・

幼児向けに書かれている性の本は何冊か読んでいますが、一番好きなんです私が。

「おちんちんのえほん」をおすすめするならこういう方

一番おすすめする方は

  • 優しい色使いの絵柄が好き
  • 多種多様な子供たちの姿がある
  • 男の子でも女の子でも楽しめる
  • 子供の防犯についても書いてある

という内容の幼児向けの性教育の絵本を探している方におすすめです。

著者情報と本の概要

基本情報
著者やまもとなおひで
さとうまきこ
出版社ポプラ社
初版発行日2000年8月25日
ページ36ページ
サイズ25cm×24.5cm×1.2cm

この本の作者である山本直英(やまもとなおひで)さんは、吉祥女子中学・高校副校長を経て、30年間にわたって性教育の大切さを児童書や絵本にして出版してきました。

絵本作品には「あかちゃんはどこから?」「からだっていいな」「おちんちんの話」などがあります。

イラストを描いている佐藤真紀子(さとうまきこ)さんも長く児童書の挿絵や絵本を手掛けています。

おちんちんのえほんではふんわりとしたやわらかいタッチの画風ですが、角川つばさ文庫「バッテリー」シリーズや、講談社「ぼくたちのリアル」などの作品ではシャープな印象のイラストがかっこいいです。

「おちんちんのえほん」の感想

幼児向けの性教育の絵本だが情報は幅広い

36ページの中に多くの情報が集約され、かわいらしいイラストがいやらしさを感じさせることがないため、読み聞かせしやすい。

考えさせられるストーリーです。

きみは おとこのこかな、おんなのこかな。
おとこのこなら、なんで わかるの。
おんなのことは、どこが ちがうの。

引用元:「おちんちんのえほん」2ページより

冒頭の書き出しを引用させていただきました。

この本の特徴としては「これはこうなんだよ」という表現が少ないです。

防犯に関する部分ははっきりと対応策をしめしていますが、他の部分は「いろんな選択肢がある」ということを考えさせられます。

そして子供に聞かせる情報としては、1冊で幅が広いです。

  • 男の子と女の子の違いは?
  • 自分が汚してしまった下着はどうしたらいいかな?
  • 自分だけの大切な場所はプライベートゾーンというんだよ
  • プライベートゾーンを触れたり、嫌なことをされたりしたらどうしたらいいのかな?
  • 妊娠までの道のりと、出産
  • 命の誕生の喜び

おちんちんの洗い方は私も勉強になりますね。
母と息子の母子家庭にはありがたい。

絵本で見せてあげると、子供も信じるので『自分で洗ってみるか』と思うようです。

タイトルは「おちんちんのえほん」ですが、女の子の体についてもよく書かれています。

多種多様な子供たちが登場します

幼児むけの性教育の絵本

男女の違いだけではなく、肌の色の違いや目の色の違い、メガネをかけている子、杖をつく子、大柄な女の子、小柄な男の子・・・実にいろんなタイプの子供が出てきます。

初刊発行日は2000年という、新しい絵本ではありませんが、多様性を尊重する現在の風潮にはマッチしています。

手元においてまた見たいと思ったのはここが大きいです。

イラストがやわらかくて本当に癒されます。

我が家の子供たちは現在小学生になりほとんど読まなくなりましたが、私が気に入っています。

最後に

子供の性の教育が子供本人の防犯につながる事や、子どもが自分の体を大切にし、望まない妊娠・中絶や児童買春など、悲しい事件につながるとまでは思っていませんでした。

しかし結果として自分の生まれてきた過程を知り、自分の体を大切にすることで、被害を相談できる、助けを求めることができる、子ども自身が身を守るための護身術の1つになりえるという事を知りました。

うーん、本当に奥が深い

「性の話」は「お金の話」に似ています。

性もお金も、生活の中で切り離すものではありません。遠ざけて社会に出すよりも、より身近な事として親子で学び、将来に役立てていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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