ひさしぶりのやけどに涙した卯野ハンナです。
やけどの大きさは15mmほどで、水ぶくれがペロンと破れてしまいました。
痛みがひどくて病院受診を検討していたところに「キズパワーパッド」の存在を思い出し、使ってみると痛みがひいていくので感激しました。
本日は、「キズパワーパッドってやけども治るの?」と疑問に思う方にむけて使用した結果を書いています。
キズパワーパッドで対応できないやけどもありますので、よく検討してお使いください。
この記事でお伝えする内容↓
- キズパワーパッドの基本情報
- 今回キズパワーパッドを使ったやけどの深さ
- キズパワーパッドの基本的な使い方と実際に治癒されていった過程
- やけどを負ってから現在の傷跡の様子(画像)
やけどの深さの判断は難しいため、迷う場合や特に子供がやけどした場合は病院を受診されることをおすすめします。
今回の私のやけども子供だったら迷わず病院を受診していました。
キズパワーパッドがすごい セルフケアを続けた理由
キズパワーパッドの代表的な特徴の一つが「痛みをやわらげ早く治す」ことです。
キズパワーパッドの特徴
治りを早める
キズを治す成分を含む液体をキズ口に保ち、キズが早く治ります。きれいに治す
キズあとの原因となるかさぶたを作らず、潤いを保つため、きれいに治ります。痛みをやわらげる
キズ口を密閉し、乾燥によって起こる神経への刺激をおさえるので、痛みがやわらぎます。さらに、クッション素材で衝撃を吸収します。完全防水仕様
360度完全防水仕様なので、水仕事やシャワーを浴びても最長5日間貼り続けられます。引用元:キズパワーパッド外箱裏側の商品説明より一部を引用
やけどを負った3日日からキズパワーパッドを貼り始めました。
※本来の使い方としては傷ができたらできるだけ早く使い始めます。
鉄板のある飲食店でステンレスの調味料入れの取っ手部分が、鉄板の方をむいていました。
気づかずに調味料入れを持ち上げた時にやけどをしました。
すぐにやけどの応急処置(流水で冷やす)をしましたが、水ぶくれの皮は破れてしまい、日曜日の出来事で、私も何かと忙しいため他の市販薬を塗って絆創膏を貼りました。
痛みがひどくてぐったりしているところに、自宅に残っていたキズパワーパッドの存在を思い出して使ってみました。
キズパワーパッドを貼っても変わらない、またはもっとひどくなるようであれば病院へ行こうと決めていたところに、徐々に痛みがやわらいでいくのを実感したため、このままセルフケアを続けることにしました。
効果が期待できる傷の種類
キズパワーパッドは下記の種類の傷の保護、湿潤環境の維持、治療の促進、痛みの軽減を目的としている家庭用創傷パッドです。
- 切り傷
- すり傷
- かき傷
- あかぎれ
- さかむけ
- 靴ずれなどの創傷
- 軽度の熱傷
キズパワーパッドの種類
よく見かける種類はこちら↓
種類 | サイズ |
---|---|
ひじ・ひざ用 | 80x50 |
指用 | 73x20 / 36x36 |
ジャンボサイズ | 70x62 |
靴ずれ用 | 54x29 |
スポットタイプ | 30x20 |
ふつうサイズ/大きめサイズ | 60x20 / 70×44 |
水仕事用 | 60x20 |
この他にも3枚入りなどの枚数違いのタイプがあります。
今回は15mmのやけどに60mm×20mmのふつうサイズのキズパワーパッドを使いました。
キズパワーパッドの効果を十分に発揮させるために傷の大きさより大きいサイズを選びます。
どんなやけどに使ったか(やけどの深さ)
今回のやけどの深さは「浅達性Ⅱ度」にあたると思います。
やけどの深さはⅠ度~Ⅲ度に分類され簡単に説明するとこちら↓
- Ⅰ度:皮膚の表面が赤くなっている。水ぶくれにはならない程度。
- Ⅱ度:水ぶくれができている。
- Ⅲ度:皮がむけ黒く焦げていたり、白くなっていたりする。皮下組織まで達しているやけど
さらにⅡ度は、「浅達性Ⅱ度:浅いやけど」と「深達性Ⅱ度:深いやけど」があります。
キズパワーパッドで対応できる軽度のやけどはⅡ度までだと、バンドエイドのキズパワーパッドのページに記載がありました。
やけどの大きさや深さの判断が難しいと感じたら、迷わず病院を受診されることをおすすめします。
基本的な使い方と実際に貼ってみた方法
キズパワーパッドの正しい使い方は商品に使用方法の説明書がありますが、簡単におつたえするとこちら↓
- キズ口を洗う
- キズを観察し、止血などの処置をする
- キズパワーパッドを貼って潤いを保つ
- 定期的にキズを観察する
とくに観察が重要です。
化膿したり痛みが悪化したりする場合はすぐに使用中止する
最長5日間、続けて貼る事が出来ますが2、3日に1度は傷の様子を確認しましょう。
私も1日キズパワーパッドを貼って余計に痛みが強くなるか、何も変わらないなら病院を受診すると決めていました。
2週間以上キズパワーパッドを使っても回復しない傷や、感染を起こす可能性がある傷、膿がでた場合は使用を中止して病院を受診しましょう。
膿はねばりがあり、臭いがします。
実際に私が使っている間の浸出液は少し白く濁ったとろみがある液体が傷の周りについていました。臭いもありませんでした。
実際に使った方法
痛々しいのでやけどをした直後の写真は控えますが、キズパワーパッドを貼った画像と小さくなったやけどの画像で説明します。
【負傷当日】やけどを負った日→市販薬を塗り、絆創膏を貼って様子を見る
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【負傷から2日目】びりびりとした痛みが続く
↓
【負傷から3日目】痛みがひどいため、キズパワーパッドを貼ってみる → 痛みがひいてくる
↓
【負傷から4日目】キズパワーパッドを貼る 白くふくらみ浸出液が漏れてくる
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【負傷から5日目】キズパワーパッドを貼る 浸出液が漏れそう
↓
【負傷から6日目】キズパワーパッドを貼る 白いふくらみが小さくなってくる
↓
【負傷から9日目】キズパワーパッドを貼る 傷がだいぶ小さくなりました
↓
【負傷から10日目】キズパワーパッドを貼る
↓
【負傷から11日目】やけどがふさがったのでキズパワーパッドの使用をやめました
キズパワーパッドは最大5日間貼り続ける事が出来ますが、はじめのうちは浸出液が漏れだしてくるので、入浴ごとに変えました。
その後も1日家事仕事や入浴をすると、キズパワーパッドのまわりにごみが付いたり、端の方が少しめくれるようになったりするので、結局毎日入浴後に変えました。
キズパワーパッドを8日間で8枚貼り、やけどがふさがったので使用をやめました。
やけどを負ってから現在の傷跡
この後は普段使っている市販のハンドクリームをこまめに塗り、やけどを負ってから約5カ月後の現在、ほとんどわからないくらいきれいになりました。
光をあてると角度によって傷があることがわかりますが、私はきれいになって満足です。
傷あとがほとんどわからなくなったことも嬉しいですが、何よりやけどを負ったあとの痛みが軽くなったことに一番驚きました。
手は毎日使いますからね。
指が痛いのはつらいです。
最後に
キズパワーパッドは傷が出来た直後に貼る方が効果的です。私もやけどを負った直後に思い出せばよかったと反省します。
今回はたまたま娘が転倒して膝を擦りむいた傷に使った残りが家にあったため、キズパワーパッドを使いました。
娘の膝の傷もきれいになりましたよ。
家の常備薬に加えて損なしの商品です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。