子供とスマホのルールを決める前に読みたい本「親が知らない子どものスマホ」

子供とスマホのルールを決める前に読みたい本「親が知らない子どものスマホ」

約3000文字:この記事は6分で読めます

生活の必需品である「スマホ」、子供にいつスマホデビューさせるか悩んでいる保護者も多いですよね。

私もその1人です。

そんな中、「親が知らない子どものスマホ」というタイトルの本を発見。

読んだ感想として、10代の子供たちがスマホをどんなふうに使っているかを知るのに適している本です。

子供がスマホデビューするためにスマホのルールを作ろうにも、今どきの子供がSNSやネットサービスをどう思っているか、どんなふうに使っているかがわからない状態ではルールの項目が増える一方です。

子供が犯罪に巻き込まれたり、スマホを持つことで誰かを傷つけたりしないための対応策をもとめているなら物足りないかもしれませんが、子供の気持ちを少しでも理解して一緒にルールを考えたいと思う保護者の方には読む価値は大きいと感じました。

この記事でお伝えする内容↓

  • この本がおすすめな方
  • 本の基本情報と概要
  • 「親が知らない子どものスマホ」で使われている調査データ
  • 「親が知らない子どものスマホ」の感想

「親が知らない子どものスマホ」をおすすめするならこういう方

一番おすすめする方は↓

  1. 10代の子供たちのスマホ利用関係の調査データを見たい
  2. 子供たちのSNSに対する距離感やネットトラブルに対するとらえ方を理解したい
  3. 子供たちが現在好んでいるアプリやネットサービスなどを知りたい

という方におすすめです。

とにかく「子供たちとスマホの今」を多くの調査データと著者本人の体験を踏まえて書かれています。

スマホを持たせているご家庭では、共感できる部分も多いのかもしれませんが、スマホデビューを先に控えた保護者の立場で読んだ私はびっくりすることばかりでした。

これでは犯罪に巻き込まれやすいというのもわかります。悪用されかねないということです。

保護者も情報収集して子供と一緒に対策を考えないと、ただルールを押し付けても子供に約束を破られてはおしまいです。

著者の鈴木朋子さんの書き方が不安をあおるようなものだというのではなく、多くのデータからそう受け取れます。

著者情報と本の概要

基本情報
著者鈴木朋子
発行日経BP
初版発行日2019年9月24日
ページ216ページ
サイズ18.8 x 13 x 1.6 cm

著者はITジャーナリストであり、スマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんです。ご自身も2人の娘さんがいらっしゃいます。

他にも「親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本」など、多数を著作しています。

「親が知らない子どものスマホ」の感想

たくさんのアンケート結果や調査データを開示している

子供とスマホのルールを決める前に読みたい本「親が知らない子どものスマホ」

著者の考えや経験だけで構成された本ではなく、たくさんのデータから「10代の子供たちはこういう傾向にある」ということがわかります。

こちらが調査データとして利用されている資料の一部です↓

●「2018年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」MMD研究所

●「Instagram Day Tokyo 2018」(ビジネスの活用をメインとして開催されたイベント)

●「女子中高生と動画サービスに関する調査(プリキャンティーンズラボbyGMO)

●「高校生、大学生、社会人20代、20代のSNS利用に関する意識調査」MMD研究所・マカフィー共同

●「平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について」警察庁

●「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」デジタルアーツ

ほんの一部だけ書き出しました。

画像として載っている資料もあり、たくさんのデータをもとに10代の子供たちの今を書いているんだとわかります。

子供たちのネットやSNSの活用術にびっくり

すべての子供たちに言える事ではないとも思いますが、10代のスマホの使い方の傾向に驚くばかりです。

  • スマホネイティブ世代は文字のコピペをほとんどしない
  • SNSを使って入学前からつながっておく
  • アカウントを共有する、
  • ビデオ通話をつなげっぱなしで一緒に勉強する
  • 常に居場所がわかるアプリが人気急上昇

若者はライトなつながりを求めているんじゃないの?位置情報を友人などで共有するアプリが人気ってどういう事!!

デジタル社会だから、早いうちから慣れ親しむために早めにスマホを渡すというのも1つの方法。

でも私は遅らせられるならできるだけ先に延ばしたいと思っています。

なぜなら子供たちは本当に順応性が高く、私が数日かかって覚えるようなことも、興味があれば数分で使いこなすようになるからです。

この本を読んで、やはり子供たちはスマホの便利なところをすばやく把握して使い倒していることがうかがえます。

便利すぎる落とし穴にはまってしまうと被害にあう確率がとても上がるのでしょうね。

フィルタリングで防げないほんの一例として↓

子供のスマホにフィルタリングを設定していても、アプリ内ブラウザーを使う際にはフィルタリングによるブロックがなされないのです。

引用元:「親が知らない子どものスマホ」126ページ一部より引用

このアプリ内ブラウザーが使えるアプリとして、LINEやTwitter、Instagramが紹介されています。どれも子供が使いたいアプリです。

ネットトラブルに遭遇した場合の相談窓口などの紹介が参考になる

子供とスマホのルールを決める前に読みたい本「親が知らない子どものスマホ」

大人でもどうしたらよいか迷うようなネットのトラブルに遭遇してしまったとき、子供たちから保護者に相談してくれるのが一番いいのは言うまでもありません。

しかし中には保護者に言えない子供もいるんですよね。

理由は「心配かけたくない」とか「怒られたら嫌だ」とか「言っても解決しないと思っている」とかいろいろありますが、だれかしら対応策を知っている大人に相談してほしいです。

「インターネット安全・安心相談」(警視庁)、「子どもの人権110番」(法務省)など、普段から教えておいて損のない情報です。

私も知らない情報サイトがいくつかあったので、調べてみようと思いました。

最後に

子供たちは親世代が思う以上にとても便利にスマホを使いこなしていることがこの本でわかりました。

「よくわからない」では済まされないし、防犯対策が面倒くさいなどと言ってはいられません。

子供でも大人でも人それぞれ個性がありますから、この本に書いてあることが絶対ではありませんが、調査データと著者の見解をふくめてとても参考になりました。

今は居場所の確認には見守り用のGPSを持たせ、連絡を取りたいときは通話とショートメールしか利用できない私のガラケーを渡しています。

この本でもみまもり用GPSに現在我が家が利用しているGPS BoTが掲載されていました。

みまもりロボットGPS BoTのレビュー記事はこちら↓
みまもりロボットGPS BoT使用レビュー 1年以上利用した感想

目まぐるしく情報が変わる中、実際に子供たちにスマホを渡すときはまた違う傾向もでていると思いますが、我が子たちのスマホデビューの時はもう1度読みたい1冊です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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