ConoHa WINGのWINGパック(無料独自ドメイン+長期利用プラン)を利用中の卯野ハンナです。
この度、独自ドメインをムームードメインからConoHa WINGへ移管しました。
↓ドメイン移管をした理由
- ConoHa WINGのWINGパックは独自ドメインが1つ無料でつくから!
- すでにConoHa WINGでブログを運営中のため、ドメインもサーバーに一緒の方が管理が簡単
結局ConoHa WINGでWINGパックにプラン変更する前に、ドメインの移管をしてしまったため、独自ドメインの1年分を支払うことになってしまい、失敗しました(苦笑)
この場合は次年度からの更新料は無料になります。
順番を間違えずにWINGパックを申し込めば、ドメイン移管による費用は無料で変更できます。
↓この記事でお伝えする内容
- 独自ドメイン移管の手順
- ムームードメイン→ConoHa WINGにドメイン移管した流れ
今回は「.jp」以外の独自ドメインの移管方法です。
独自ドメイン移管の手順【ムームードメイン→ConoHa WING】
独自ドメインの移行作業自体は難しいことはありません。
ブログが表示されない期間があったらどうしよう・・・と初心者さんなら思うかもれませんが、ムームードメイン→ConoHa WINGは移管作業中もブログは表示されていました。
↓ ムームードメインのよくある質問ページを引用
(質問)
移管申請中はホームページが表示されなくなりますか?
(解答)
いいえ、通常移管申請から移管完了までホームページが表示されなくなる期間はありません。DNSの設定やWHOISの設定もそのまま移行されます。
【引用元:ムームードメイン公式サイト よくある質問のページより】
↓ ConoHa WINGのよくある質問ページを引用
(質問)
移管の申込みをすると現在利用中のホームページやメールは利用できなくなりますか?
(解答)
移管のお手続きにより稼働しているサーバーへ影響を与えることはございません。ドメイン移管時は、移管前のネームサーバー情報は引き継がれます。
移管前よりご利用いただいているサーバー(ネームサーバーやWeb/メールサーバー)が稼動している状況であれば、当該ドメインの運用に影響はございません。
【引用元:ConoHa WING公式サイト よくある質問のページより】
移管作業の手順はどこのレンタルサーバーもだいたい同じです。
移管元(ムームードメイン)、移管先(ConoHa WING)の両方の作業が必要になります。
ドメイン移管って何?
ドメインを管理する業者を変更することを言います。
ドメインとサーバーは別ですから、ドメインだけ移動することもできるのです。
以前、はてなブログでブログ運営をしていたため、この時にムームードメインで新規作成をした独自ドメインを、ConoHa WINGでWordPressのブログを運営する際に、ムームードメインのまま利用していました。
ムームードメインで新規に作った独自ドメイン「〇△●▲.net」の管理をConoHa WINGに変える
このドメインを管理する会社を変える作業が移管です。
移管作業をざっくり説明すると
- 移管元でWhois情報を自分の情報変更(Whois情報代行を利用していない場合は必要なし)
- 認証コード(オースコード)を確認しメモ
- 移管先で移管申請をする
- 移管元から移管確認の通知を受け取り承認する
- 移管元・移管先の両方からドメイン移管完了の通知を確認
- 必要であればネームサーバーを設定する
- 移管先でWhois情報の代行を設定
細部はレンタルサーバーによって違いますが、だいたいはこのような流れで進みます。
ムームードメイン→ConoHa WINGにドメイン移管した流れ
移管の手順を文章に書き出すと、とても大変な作業に感じますが、設定自体は難しくありませんのでご安心ください。
1、Whois情報を変更
個人でブログ運営をしている方は、ドメインのWhois情報を管理会社(私ならムームードメイン)に代理公開している方が多いと思います。
この代理公開の状態では移管作業はできませんので、一度自分の情報に変更します。
自分の情報をそのまま公開されている方は必要のない作業です。
ムームードメインのコントロールパネルにログイン
↓
左側のドメイン管理メニューから「Whois情報変更」をクリック
↓
変更したいドメインの右側、「Whois情報変更」ボタンをクリック
【画像 ↓】ムームードメインのコントロールパネル「Whois情報変更」
公開情報で「お客様の情報」を選択し、「変更する」ボタンをクリック
【画像 ↓】「Whois情報変更」画面
2、認証コード(オースコード)を確認しメモをとる
Whois情報を変更したら、移管先に入力する認証コードを確認します。
①ドメイン移管メニューの「ドメイン一覧」をクリック
↓
②移管するドメインをクリックし、表示される認証コード(Auth Code)を確認
↓
③認証コードをメモ(コピー)
【画像 ↓】「ドメイン一覧」の画面 移管するドメインをクリック
3、ConoHa WINGでドメイン移管申請をする
次は移管先のConoHa WINGでの作業です。
ConoHa WINGのコントロールパネルにログイン
↓
①上部のタブで「WING」を選択
↓
②左側のメニューから「ドメイン」を選択
↓
③横並びのタブから「移管」を選択
↓
④ドメイン名の空欄に移管するドメインを入力
↓
⑤右側の「続ける」をクリック
【画像 ↓】ドメイン移管申請画面
認証コード(Auth Code)を入力する空欄が表示されるので、ムームードメインでメモしてきたコードを入力し、「次へ」をクリックします。
【画像 ↓】認証コード(Auth Code)を入力
ドメイン移管料金の支払いをします。私はクレジットカードで支払いました。
【画像 ↓】ドメイン移管料金の支払い画面
支払いまで終わると、ドメイン管理リストに移管したいドメインが表示され、ステータスが「スタッフ審査中」になります。
【画像 ↓】ドメイン移管リストに移管するドメインが表示される
【画像 ↓】ステータスの隣、「詳細」のリンクをクリック
ここには「スタッフ審査には数時間~最大1週間お時間をいただく場合がございます」とありますが、私は他の作業もしながら3時間(平日)ほどで終わりました。
ConoHa WINGのWINGパックでドメイン移管をする場合は注意が必要!
今回ご紹介している流れは、単純なドメインの移管方法です。
ConoHa WINGの無料独自ドメインがついた、WINGパックを利用してドメインを移管したい場合は、移管する前にWINGパックを申し込んだ方がいいです。
私はここを失敗し、ConoHa WINGで独自ドメイン料を支払うことになってしまいました。
ConoHa WINGのWINGパックに申し込むと、ドメインを設定する画面に「ドメイン移管」を選択できる項目があります。
【画像 ↓】WINGパックでドメイン移管を選択できる
ここを選択するためにはWINGパックに先に申し込んでおけば、ドメイン移管の料金を支払わずに済むはずです(苦笑)
ドメイン移管・プラン変更・料金タイプの変更を1度に実行したため、混乱して失敗しました。
私のように先にドメイン移管をして、あとからWINGパックで独自ドメインに設定する場合は、その後の更新料が無料になります。
↓ 他に無料独自ドメインの注意点としてこちら
- WINGパックの無料独自ドメインは一度設定すると変更ができない
- WINGパックの無料独自ドメインは他社への移管はできない
4、ムームードメインからの確認メールで承認手続き
ConoHa WINGでドメイン移管申請をすると、時間を置いてから移管元のムームードメインより「【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡」という件名の確認メールが送られてきます。
メールにあるURLをクリックし、承認の手続きをします。
【画像 ↓】ムームードメインからの確認メール本文
ムームードメインの「他社へのドメイン移管 承認フォーム」で移管するドメインを確認して、「承認する」ボタンをクリックします。
4日間のうちに承認手続きをしましょう。
メール本文にも手続き方法が記載されています。
【画像 ↓】ムームードメインの「他社へのドメイン移管 承認フォーム」
承認手続きが完了すると、「トランスファー申請承認のご連絡」という件名のメールが届き、ムームードメインでの作業は終了です。
【画像 ↓】ムームードメインから申請承認の連絡メール
5、ConoHa WINGでネームサーバーの設定をする
ConoHa WINGのドメイン移管設定が完了されているのが確認できます。
【画像 ↓】ドメイン移管完了
ConoHa WINGからもドメイン移管が完了した連絡メールがあります。
メール本文でネームサーバーの設定をするように指示がありますので、コントロールパネルからネームサーバーを確認します。
【画像 ↓】ConoHa WINGからドメイン移管完了の連絡メール
ネームサーバーの確認はドメインリストを表示し、移管したドメイン名をクリックします。
コントロールパネルにログイン
↓
①上部タブから「WING」を選択
↓
②左のメニューから「ドメイン」を選択
↓
③横並びタブの「ドメイン」を表示し、移管されたドメインをクリック
↓
④ドメインリストから移管したドメイン名をクリック
【画像 ↓】ドメインリストからドメインの詳細を表示
ネームサーバーの設定を確認すると、すでにConoHa WINGでWordPressを利用しているので、指定されたネームサーバーがカスタムに表示されています。
このままでも利用できますが、ドメインもレンタルサーバーもConoHa WINGにしたため、私はConoHa(標準)に切り替えておきました。
【画像 ↓】ネームサーバーの設定
6、ConoHa WINGでWhois情報の代行公開を設定する
ConoHa WINGでもWhois情報を代行するには設定が必要です。
コントロールパネルにログイン
↓
上部タブから「WING」を選択
↓
左のメニューから「ドメイン」を選択
↓
横並びタブから「ドメイン」を選択
↓
ドメインリストの移管したドメインをクリック
↓
「ドメイン情報/契約情報」を選択
「WHOIS代行設定」の右にONとOFFのボタンが表示されていれば「ON」をクリックするだけで設定は完了します。
【画像 ↓】WHOIS代行設定
ここでWHOIS代行設定の右側が「未契約」になっている場合は文字をクリックして契約の画面を表示します。
【画像 ↓】WHOIS代行設定の右側が「未契約」
WHOIS代行は無料で利用できますので、0円の表示です。右下の「確認」ボタンをクリックしましょう。
「ドメイン情報/契約情報」の画面に切り替わり、WHOIS代行設定の右側にONとOFFのボタンが表示されれば「ON」にしましょう。
これでWHOIS代行設定も完了です。
お疲れ様でした!
最後に
ドメイン移管は頻繁に変更するものではありませんから、今後の自分の為にも記事にしました(笑)
ムームードメインとConoHa WINGでは.comのドメインはムームードメインの方が安いです。
今回はConoHa WINGのWINGパックで、無料独自ドメインに設定したいことと、1つにまとめた方が扱いやすいと感じたため、移管することにしました。
設定の順番をまちがえて、結局ConoHa WINGでもドメイン料を支払うことになってしまいましたが・・・
授業料だと思うようにします(苦笑)
それにしてもConoHa WINGのWINGパックは独自ドメインもついて、ベーシックプラン(初心者さんにおすすめプラン)が月額900円の計算(12ヶ月まとめ払い)になるので、お安いです。
ドメインの移管作業も難しいところはなく、WordPress初心者さんにやさしいレンタルサーバーですね!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。