公立高校の入学費用、実際はいくらかかった?

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公立高校の入学にかかった費用はいくらで、具体的に何を購入してその金額がかかったのか・・・なかなか聞きづらい内容ですよね。

実際に私も、娘が公立高校へ入学し、高校の入学金から高校生活に必要な学用品を一式そろえるのにかかる費用はどのくらいなのか、想像がつきませんでした。なぜかというと、聞く人によって金額がばらばらで20万円だったという方もいれば、50万円だったという方もいました。

本日は実際に娘が公立高校に入学するさいにかかった金額と、購入した商品などについて、実体験をお伝えします。高校入学を控えたご家庭の参考になればうれしいです。

この記事でお伝えする内容
  • 公立高校の入学で、実際にかかった費用の総額
  • 高校入学のために購入した学用品など
  • 入学費用をおさえるためにできる工夫
目次

公立高校入学にかかった総額は?約35万円でした

女子高生が笑顔で授業を受けている画像

今回は受検した公立高校に合格し、入学金に支払った費用から、入学説明会後に購入した学用品と、入学当初に必要になった金額をまとめています。

我が家の合計は約35万円でした。

大きな金額 Top5がこちら

  • 教科書&副教材費など
  • 制服代 
  • 通学定期券代
  • タブレット端末代
  • ジャージと体操服代 

これだけで約30万円です。次はそれぞれの金額と、このTop5の出費以外の細かい内訳をご紹介します。

公立高校の入学費用の内訳

女子高生が面談している画像

高額だった順番に紹介します。

特に大きな出費の約30万円の内訳

高額順 Top5

教科書&副教材費など 89,000円
制服代(夏用スカート込み)75,000円
通学定期券代 55,000円
iPad10(中古)52,440円
ジャージと体操服代 28,000円

教科書&副教材費など

意外とかかったのが、教科書と副教材費です。あわせて89000円でした。

中学校ではいただいていた教科書も、高校ではすべて購入になります。高校では教科も増えるせいか、まとめると教科書&副教材費が一番高額となりました。

制服代

制服は上下一式夏服込みで75000円でした。これは平均的な金額です。

制服を注文するお店はいくつかありましたが、どこで採寸してもほとんど金額に変わりがありませんでした。しかしお店により、一式注文するとおまけがつくお店や、ポイントが付与されるお店、クレジットカードが利用できるお店など違うため、ネットで調べたり、パンフレットなどを確認して情報収集をしておくといいですよ。

我が家はおまけが充実していて、娘が1人でも取りに行ける学校近くの小さな呉服屋さんで採寸してもらいましたが、それほど混んでいなかったのでスタッフさんもすぐに対応してくれてスムーズに終わりました。

通学定期券代

通学定期券代は半年で55000円です。学校が遠いとその分交通費が高くなるのはわかっていましたが、これは半年ごとに続くので悩ましいです。

タブレット端末

タブレット端末は学校推奨品ではなく、自分でiPad10を中古で購入し、金額は本体だけで52,440円(セルラーモデル)です。

中古ショップのイオシスで購入しました。びっくりするほどきれいな商品がきたので、とても満足しています。

中古スマホ・タブレット販売の【イオシス】

入学説明会から4月の間は品薄が予想されます。入学説明会で必要なタブレットのスペックを確認したら、すぐに購入することをおすすめします。学校を通して購入するとスペックは問題のないものが届きますが、割高だと感じました。

イオシスは、古いiPadの買取もとてもスムーズだったので、今後も利用しようと思います。

ジャージと体操服代 

ジャージと体操服代は28,000円でした。ジャージ上下、体操服2枚、ハーフパンツ2枚の金額です。それぞれに名前の刺繍が入っています。

中学校は制服の下に体操服を着ていたため最低2枚は必要だと感じていました。しかし高校は制服の下は体操服以外でもよいので、体操服は体育の授業でしか使いません。体操服1枚、ハーフパンツ1枚でもいいかもしれませんね。

以上、入学費用の中でも大きな出費だったTop5をご紹介しました。

細かい出費約5万円の内訳

女子高生がほほ笑む画像

上記以外に購入または振込をした細かいものはこちら

入学金5,650円
PTA・生徒会費15,000円
上履き・ローファー7,100円
iPadのアクセサリー7,500円
スパッツや下着類4,000円
モバイルバッテリー3,000円
スマホとiPadのSIM契約9,000円
折りたたみ傘2,000円

入学金

公立高校の入学金は、全国ほぼ一律で5550円~5650円です。

iPad10のアクセサリー

iPad10のアクセサリーとして、キーボード付きのiPadケース、ペンシル、ガラスフィルム、変換アダプタなどで7500円ほどかかりました。

どれも楽天などでレビューを参考に、価格を検討して購入しましたが、ペンシルだけは高額でも作業効率を優先してApple Pencilを購入してあげた方がよかったかもしれません。

ランチボックスセット

お弁当箱とケースがセットで販売されているものはケース内に無駄がなく、お弁当が倒れたり、汁が漏れることもないため購入してよかったです。

給食を食べていた小中学校のころは、お弁当を作ることがほとんどなかったため、それほど気にしなかったお弁当の容器ですが、高校では毎日使うため、機能性や耐久性、コンパクトに収納できるかなどを検討して購入しました。

スマホとiPadのSIM契約

SIMカードのみの契約でmineoを選びました。

我が家はスマホデビューが遅く、高校から専用の端末を渡しました。iPadは中古ですがほぼ新品のきれいな商品を購入したので、スマホは私のおさがりのiPhoneで納得してもらいました。ですからSIMを準備すれば利用できます。

私がmineoユーザーで使い慣れていることと、すでにmineoを契約し始めて8年、特に不具合もなく、快適に使っているので、今回もmineoにしました。

iPadもセルラーモデル(契約すればWi-Fiのない環境でも利用できるタイプ)のため、iPhoneとiPadで2台分のSIMを契約です。

契約事務手数料やSIMカード発行料はかかるものの、月額利用料は月々iPhoneが990円(マイそく)、iPadが880円(マイピタのデータ通信のみコース)、2台で1,870円です。

ギガが足りなくなったときは、私の余っている分を譲ることもできるため、今のところ快適に利用しています。

高校入学で生徒によりかかる費用

女子高生が桜並木を自転車を押して進む画像

高校入学の費用で絶対に必要というわけではありませんが、生徒によっては大きな金額がかかると感じた出費も紹介します。

  • 部活の部費や専用品
  • 自転車&ヘルメット
  • お小遣いの増額
  • 食費(お弁当やおやつ)

部活の部費や専用品

実際に4月から高校生活が始まり、意外と大きな金額だと感じたのが、部費や部活動の用具をそろえる金額です。

これは入部する部活によって変わりますが、中学時代よりは行動範囲も広がる分、高額になります。

娘も中学時代と同じ部活を選びましたが、部費が毎月4,000円程度かかると説明を受けました。中学校ではなかった出費です。

自転車&ヘルメット

通学する学校によっては自転車&ヘルメットも必要ですね。

自宅から駅まで、または降りた駅から高校まで距離があるもバスがない地域では、自転車が必須になるところもあります。

入学時に1台購入すればよいはずですが、自転車は盗難の危険もあるため、管理に気をつけましょう。

お小遣いの増額

中学校ではそれほど必要なかったお小遣いも、行動範囲が広がる高校生では増額を考えなければいけません。我が家もこれには度重なる協議の結果、だいぶ増額することになりました。

食費

女の子と言えど、お弁当代もしっかりとかかっています。小中学校は自治体からの補助もあり、改めて感謝しかありませんね。

実際にかかる材料費の他に、お弁当を作る時間と手間を考えるとなかなかの負担です。

さらに朝早くから夕方遅くまで外出するため、軽食も必須で、小さめのおにぎりを持たせたり、カロリーメイトなどおやつも持っていきます。

入学費用をおさえるためにできること

女子高生が図書館で立ちながら本を読んでいる画像

入学費用をおさえるためにできる簡単な工夫として検討した5つ

  • 使える制度はすべて使う
  • おさがりをもらう
  • 自宅から近い高校を選ぶ
  • 中学校で使っていたものをそのまま使う
  • 給付型奨学金

使える制度はすべて使う

使える制度がないかはあらかじめ確認しておきましょう。高等学校等就学支援金や高校生等奨学給付金など、該当するかをよく確認し、利用できるものは積極的に利用しましょう。

自治体独自で支援してくれるところもありますので、自治体のホームページなどもチェックするといいですよ。私も子どもたちが小学校のころから就学援助制度にはお世話になっています。

おさがりをもらう

入学する高校に知り合いがいれば、制服やジャージのおさがりはありがたいですよね。

娘は進学した高校に仲のいい先輩がいなかったので、すべて購入するしかなかったのですが、チャンスがあればもらいたいです。

自宅から近い高校を選ぶ

通学定期券の費用は3年間も続くため、近い学校を選んでくれるととても助かります。

娘は第一希望の学校が遠いため、半年分の通学定期券が5万円以上かかり、いたいところです。こればかりは娘が毎日楽しそうに登校しているので、受け入れています。

中学校で使っていたものをそのまま使う

高校へ入学するとしても、すべてを新しいものに変える必要はありません。通学用のリュックやスクールバッグ、スニーカー、文房具など、使えるものはそのまま使っています。

高校生が利用できる給付型奨学金に申し込む

「奨学金」と言えば大学で利用するイメージが強いかもしれませんが、探せば高校生や中学生が利用できる奨学金もあります。

併給できるものも多いので、複数の給付型奨学金に採用されれば、とても助かりますよ。

我が家も複数の奨学金に申込み、いくつか採用してもらえました。本当にありがたい限りです。

条件があっていても希望者が多ければ、不採用になりますから、複数の奨学金に申す込むことをおすすめします。

公立高校の入学費用のまとめ

女子高生がタブレットを持って学習している画像

娘の公立高校入学にかかった費用は約35万円でした。私立高校は制服代などももっと高額ですので、おさえられているとも思いますが、安い金額ではありません。

入学にもまとまった金額を用意しておく必要がありますが、受検・卒業にも費用がかかるため、12月~4月は出費が次々と発生します。

ちなみに受検から卒業でかかった我が家の金額は11万円でした。私立高校2校の受験料、一時金、公立高校受検料、卒業旅行や懇談会の費用です。計画を立てて用意しておきたいですね。

高校生が利用できる給付型の奨学金も多数ありますので、ご家庭の状況にあうものを探して、申し込みをしてみるのもおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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