子供が小学校に入学すると、今まで保護者と一緒に管理していた物が、子ども本人の管理になることが増えます。
そしてどうなるかというと、よく壊します・・・
- 「最近買ったばっかりの傘、また骨を折ったわ」
- 「傘の骨が1本折れただけで買いかえるなんて嫌だわ」
と、お悩みの保護者の皆さん、傘の骨だけでしたら傘の修理キットがあれば5分で直せます。
本日は我が家愛用の修理キットをご紹介しながら、実際に修理した傘の手順を書きます。
もちろん個人差があって、壊さず長く使えるお子さんもいますが、壊す子はビックリするほど壊します。
傘の壊れる部位は圧倒的に親骨の骨折
傘の骨折

娘はよくいろいろな物を壊すので、傘の親骨の部分が折れたことはすでに10回以上。
最近は傘の持ち手部分を真っ二つに折って帰ってきたのでしびれました(涙)
傘の親骨の骨折をそのつど直して使い続け、現在は4本目の傘を使っています。
骨が折れるたびに買い換えていたら10本以上購入していたことでしょう・・・
傘の骨が折れただけなら、慣れれば5分ほどで直せます。
傘の骨を直すために必要な道具と傘修理キット
我が家愛用の修理キットがコジットの傘修理キットです。
直し方の小さな説明書もついていて、とっても便利です。
傘修理キット
つゆ先を直す場合は糸や針も必要になりますが、傘の骨折を直すだけならペンチがあれば大丈夫です。
この傘の修理キット1つで、傘の修理はほぼすべてできます。
- 親骨の破損
- つゆさきの破損
- 石突きの紛失(真ん中の傘の先)
- つなぎ目の破損
- 生地の破れ
しかし、やっぱりなんといっても一番壊れるのは「親骨の破損」ですので、「四ツ爪」か「三ツ爪」の単品購入もおすすめです。
大きめのホームセンターでも見たことがあります。
四ツ爪(小) シルバー
三ツ爪(小) シルバー
※四ツ爪・三ツ爪ともに黒もあります。

大きいサイズもありますが、子供用の傘なら小さいサイズの方が扱いやすいです。
四ツ爪と三ツ爪でどう使い分けるかというと、何度も修理しているうちに、あとちょっとのところで四ツ爪の爪が引っ掛かって固定できない・・・という場面があるので、そのために三ツ爪があるのかな?と思っています。
使い分けの明確な基準は見つけられませんでした。
強度はやはり四ツ爪の方が安定する感じがありますね。
傘の骨の直し方
では実際に親骨が折れたところを四ツ爪で修理します。

親骨が折れたところが真ん中に来るように四ツ爪を挟みます。
※つゆ先を外した方が、四ツ爪が差し込みやすい時もあり

折れた親骨を元のカーブに戻してから、四ツ爪を差し込み、爪をペンチで内側に曲げて固定します。
あら簡単、親骨の骨折の修理完了です!!
コツをつかめば5分ほどで修理できます!!

傘の修理屋さんってあるの?

ショッピングセンターなどに、傘の修理をしてくれるお店を時折見かけます。
傘の修理のみで営業しているお店は見たことがありませんが、靴の修理・かばんの修理・合鍵製造・時計の電池交換などと一緒に、傘の修理も受け付けているところがあります。
「傘 修理 地名」で検索すると該当するお店が近くにあれば見つかると思います。
今回のように親骨が折れただけなら簡単に修理できますが、石突がとれたり、つなぎ目の破損は手間がかかるので、修理に出す方が時間の節約になりそうです。
お気に入りの傘は長く使いたいですものね。
最後に

親骨の骨折程度なら簡単に修理できますが、だからと言って傘を雑に扱っていい理由にはなりませんよね。
毎回、傘の持ち方や扱い方を説明しています。
もうそろそろ言わずとも安全に持ち運んでほしいのですが(涙)
あわせて、長い傘は凶器になりえるということも必ず伝えないといけません。
雨が降っている時は傘をさしているのでまだよいのですよ。
雨上がりの下校は、振り回して危ないと思うところを何度か見ています。
自分が振り回さなくても、振り回したのがあたる可能性もありますからね(汗)
事故無く、お友達とトラブルなく、無事に帰ってきてくれることにもう少し感謝しないといけませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。