ブログを書いていれば、参考にさせていただいた記事や、紹介したい記事がたくさん出てきますよね。
ブログの先輩方ではありますが、もちろん他人様です。
「他人のブログやホームページに勝手にリンクをはることは法律上&マナー上、許されるのか??」
と、ブログを開設した当初はずいぶん悩みましたので、調べたことを書きます。
無断リンクは違法なのか?
結論! 無断リンクは法律上では問題ない
「ブログ ホームページ リンク マナー」など、いろいろ検索しましたが、あまりヒットした記事がない。
悩みに悩んでずいぶん検索していたら、やっと「相手のサイトのURLを勝手に載せる」というタイトルで出てきました。
そして出たよ出た!!ウィキペディアで「無断リンク」で出ました。
でも「無断リンク」はなんだか言葉きつい感じですね(汗)
検索のキーワードが悪かったようで、「無断リンク」ならたくさん出てきました(汗)
無断リンクとは
リンク先のウェブサイト等の管理者に連絡や許可申請をせずにリンクを張る行為(ただし本来許可は必要ない)、リンクを張る行為は、閲覧を希望するものが、発表済みの情報にたどり着けるように、情報のウェブ上の位置を示すことであり、World Wide Webの性質からこれを制限したり禁じたりするような法律は無い。従って、リンクされる側の意向をくむかくまないかは、リンクを張る側の判断に任されている。
引用元:Wikipedia( 無断リンク – Wikipedia )
上記の引用文から、
勝手に他サイトのURLにリンクをはるのは、法律上は問題ない!
法律上、今のところ問題がない事はわかりました。
ただし、リンクをはられた側が明らかに被害を被るような、はり方をした場合は違法となることがあるので、注意しましょう。
こちらの法律事務所の内容が、リンクについてコンパクトに実例もあわせて書かれており、とても分かりやすかったのでリンクをはらせていただきました。
リンクが違法となったケースが書かれた記事はこちら(外部リンク)
ここでは、リンクをはりたい記事やサイトへのリンクをはる行為についてお伝えしています。
記事の一部をコピーして自分のブログに張り付けることは、リンクではなく転写といい、著作権侵害ですので違法です。
文章を載せたい場合は引用を使い、引用元もはっきりと記載しましょう。
著作権侵害や引用についてはこちらの記事が弁護士さんとの会話の動画もついてわかりやすかったので、リンクをはらせていただきました。
正しい引用についての遠藤さんの記事はこちら(外部リンク)
他人のサイトのURLを載せる行為をマナーの面で考えたら?
一番確実なのは、リンクしたいサイトの利用規約で確認することです。
リンクについては、サイトポリシーに記載しているサイトやブログが多いですね。
当ブログもサイトポリシーにリンクフリーの旨を書いています。
リンクポリシーや利用規約のないサイトもありますが、企業のサイトはリンクをはりたい場合はトップページにはることを指定されているところが多いです。
個人ブログの場合はトップにリンクをはったら、見たいページにたどり着けない可能性もあるので、個別記事に直接はった方がユーザーには親切ですよね。
個人ブログでもリンクポリシーを表示されている場合は、その指示にしたがってリンクをはるのがマナー面ではベストだと、私は思いました。
トラックバックについて
リンクに似た機能でトラックバックというものがあります。
トラックバックとは
引用元:コトバンク( トラックバックとは – コトバンク )
ブログの記事同士を関連付ける仕組み。別のブログに掲載されている記事を引用・参照するとき、参照した相手側にその旨を通知するために使われる。トラックバックすると、相手先のブログに、自分のブログのURLや記事のタイトル、内容の要約などが送信される。相手先のブログがトラックバックを表示している場合、自分のブログへのリンクが作成される。
自分がリンクをはったことをお知らせしてくれるのはありがたい機能ですが、自動的にお相手のサイトから自分のサイトへもリンクがはられてしまうとは、ちょっと敷居の高いですね。
以前、はてなブロガーでしたので、ここで付け足しますが、はてなブログではこのトラックバックという機能はありません。
はてなダイアリーにはトラックバックの機能があります。
はてなブログ同士でリンクをはると言及通知
はてなブログで、別のはてなブログにリンクをはると、はられた側には言及通知が送られます。
- 上部のヘッダーメニューバーの「あなたへのおしらせ」
- ダッシュボードのアクセス解析の下側の「言及の一覧」
リンクをはった事を相手にお知らせできる機能で、トラックバックのようにリンクをはった先からのリンクはないので、ずっと気が楽ですね。
私の個人的な意見ですが、ブログをはじめてから何度か言及していただきましたけど、とても嬉しいかったです。
私も参考にさせてもらった記事や紹介したい記事は、積極的にリンクもはります。
Twitterで事前に相手先に確認してからリンクをはる場合もありますけど、今のところ、勝手にリンクをはってお怒りにふれたことはありません。
言うまでもありませんが、リンクをはる記事が自分の記事に関連していることが前提条件です。
記事の内容に全く関係のない他人様の記事にリンクをはるのは「マナーの悪い人」としか見てもらえませんので、気を付けましょう。
まとめ:他人のサイトに勝手にリンクはってよいか?
- 他人のブログのURLを勝手に掲載しても法律上では問題ないが、誹謗中傷や、明らかにリンク先の立場を悪くするような場合は違法となることがある
- マナー面ではブログのサイトポリシーを参考にし、必要と思えば事前に連絡してからリンクをはる
- トラックバックは自動的に相対リンクの状態をつくる機能
- はてなブログ同士の場合は、リンクをはると言及通知として、相手に自動的に知らせてくれる
このブログでもサイトポリシーにリンクフリーの旨は記載しております。
加えて、当サイトからリンクを勝手にはらせていただいた際に、サイト管理者様がご不快に思われたら、ご連絡をいただければ早急に削除する旨も記載しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
著作権や肖像権についてのおすすめ書
この記事を見てくださっている方は、これからブログやサイトを始める方だと思います。
ブログ開設当初はリンク以外にも、購入商品の写真は掲載してもよいのか?キャラクターの画像は使っていいのか?全くわかりませんでした。
まわりがやっているから大丈夫だろう・・・ではなく、この記事のようにひとつひとつ調べて今日まで続けてきましたが、著作権や肖像権などはまだまだ扱いが難しく感じます。
こちらの本は難しい法律のことも、わかりやすく書いてあるので、これからブログをはじめるなら1冊手元にあると便利です。
画像、文章の扱い方、引用の方法も参考にしています。