この記事でご紹介しているNTTグループサービスのいまここは現在端末の新規販売を終了しております。
【 goo of things いまここ|公式サイト】NTTグループサービス
- 帰り道が心配。子供の現在地を把握したい。
- 最近では子供の見守りに特化したGPSがあると聞いたけど、種類が多くてわからない。
- NTTグループサービスの「 goo of things いまここ 」って何が違うのかしら?
今回購入した見守り用GPS、「 goo of things いまここ 」は2以上利用し、使い慣れてきた感想を一言でお伝えするなら、ママ友におすすめしたい、買ってよかった商品です。
「 goo of things いまここ」の本体価格は、¥3,280(税込)と子供用GPS端末の中ではとても低価格と言えます。
発売当初はもっと高めの金額設定でしたが2023年2月、本体価格は¥3,280(税込)です。
月額費用も638円(税込)という低価格。
本体からスマホアプリへの緊急ボタン(いまここボタン)もついています。
現在、緊急ボタンのついていないシンプルなGPS BoT(第二世代)も同時に使っておりますが、精度の上でも変わりありません。
緊急ボタンがついている子供用GPSなら「いまここ」はおすすめです。
この価格で子供の登下校の心配ごとが減ると思えば、高い買い物ではない!
スマホをわたす前なら、子供用GPSの方が圧倒的に低価格で、スマホならではのトラブルを心配することもありません。
子供用GPSの中では比較的新しいサービスである「いまここ」の、実際に使った感想が気になる方は、ぜひ最後までお読みください。
「いまここ」を購入した理由
当時使っていたGPS BoT(第一世代)のバッテリーのもちが悪くなったことと、緊急ボタンつきのGPSがほしかったため、買い換えました。
この他の理由はこちら
- 帰り道に一人になってしまうことが多い息子に、緊急ボタン付きのGPSを試してみたかった
- 家にあるマイクロUSBケーブルで充電ができる
- 「 goo of things いまここ」は比較的新しいサービスだが、GPS端末の製造元の富士ソフト株式会社は、他のGPS端末サービスも以前から取り組んでいるため信用がある
今まで利用していた子供用のGPSサービスは「GPS BoT(第一世代)」です。
GPS BoTも大変使い勝手が良い商品ですが、緊急ボタンがありません。
以前から帰り道に一人になってしまうことが多い息子が気になっていましたので、今回「いまここ」の購入を決めました。
※現在はいまここを1台(息子用)、GPS BoT第二世代(娘用)を1台の、合わせて2台を利用しています。
「goo of things いまここ」の基本情報・商品概要
↓ いまここの特徴を簡単にまとめるとこちら
- 本体から音は鳴らない
- 複数の保護者で見守り可能
- micro USBケーブルで充電ができる
- バッテリー残量をパーセンテージでも表示される
- バッテリー残量にあわせて通知やライトの色でお知らせ
- 大きさ51×51×15mm、重さ39gのコンパクトで軽量なボディ
- 更新間隔が「1.5分~3分」と「3分~5分」の2通りで選べる
- 子供の通学ルートやよく行く場所をスポットとして10件まで登録できる
- 通常のスポット10件の他に、危険エリアもスポットとして登録できる。
- 本体中央のボタン(いまここボタン)を長押しすると、スマホアプリに通知が届く
- 「いまここ」を持ち運ぶだけで、スマホアプリでリアルタイムに位置確認ができる
GPSの種類よりも、キッズケータイやスマホと迷う場合
子ども用GPSを選ぶさい、キッズケータイかスマホと迷う方もいると思いますが、実体験から小学生のうちはGPSで十分だと感じています。
たしかに通話機能やメールも便利ですが、スマホを渡すメリットとデメリットを考えると、デメリットの方が大きいと我が家の場合は判断しました。
最低利用期間などの縛りがないため、スマホをじっくり選ぶまで、またはスマホのルールを子供と話し合うまでのつなぎというポジションで見守り用GPSを利用するのもおすすめです。
さらに連絡が取りたいときはどうするかといえば、小銭とテレホンカードを持たせ、日ごろから公衆電話の場所を親子でチェックしています。
子どもとスマホのルールを決める前に読みたい本
「いまここ」の料金 本体価格と月額利用料 他社との比較
「いまここ」の料金は子供用みまもりGPSの中では良心的です。
- GPS端末本体 ¥3,280(税込)※2022年10月
- 月額費用 638円(税込)
- 最低ご利用期間 なし
- 解約手数料 0円
比較|いまここのような子供の見守りに特化した代表的なGPSの値段
参考に子ども用の見守りGPSの本体価格と月額利用料、緊急ボタンのありなしをまとめた表です。
見守り用GPS | 本体 | 月額利用料 | 緊急ボタン |
---|---|---|---|
GPS BoT | 5,280円 | 528円 | なし |
みもりGPS | 8,580円 | 748円 | あり |
どこかなGPS | 13,200円 | 440円 | あり |
soranome | 14,520円 | 539円 | あり |
- GPS BoTは完売されており、現在BoTトークに移行しています。BoTトークは本体価格が税込7,480円ですが、現在はGPS BoTと同じ金額の税込5,280円で購入でき、月額利用用もトーク機能なし(GPS BoTと同じ使い方)の税込528円を選択できるようになっています。
- どこかなGPSは本体価格に2年分の月額利用料が含まれ、3年目から月々440円かかります。
- 税込み価格です。
- 各種キャンペーンにより安く購入できる場合もあります。
| 子供見守りGPS soranome(ソラノメ)|公式サイト
本体の購入・支払い方法
購入はgooストアからのみで、支払いはクレジットカードと代金引換が選べます。
私はいまここ用にgoo IDを新しく作成して、gooストアで本体を購入しました。goo IDはいまここアプリのログインにも使えます。
gooストア・いまここアプリのログインは、goo ID以外に外部IDでもログイン可能です。
goo ID以外にログインできる外部ID
- OCN
- dアカウント
- Yahoo!JAPAN
- Apple
今ここアプリのログイン画面
「goo of things いまここ」使った感想 メリットとデメリット
おおむね良好で、ママ友におすすめしたい商品です。
継続利用の中で、ユーザーが使いやすいように改善されているところも良いです。
- アプリで通知音が鳴るようになった
- 本体のいまここボタン(緊急ボタン)を押したあと、スマホ側でいまここアプリを確認しないと繰り返し通知が来るようになった
使い始めた当初は、アプリにテキストの通知が来るだけでしたが、通知音もなるようになりました。
スマホの設定の問題かと思い、gooのお問い合わせで確認したところ、音の出ない仕様になっているとの解答に驚きました。
実際に音が鳴らないのは不便であると感じていたので、この仕様変更はとても嬉しいです。
その後、いまここボタンが押され、スマホアプリに通知が来たさいに、アプリを開いて確認しないと、繰り返し通知が来るように変更されたのもよかったです。
いまここGPS デメリット4つ
あまりデメリットを感じていることはありませんが、あえて上げるとすればこちら
- SIMカードを外してはいけない
- 緊急ボタンには3分~10分の遅れがある
- 定期的にランプがつくため暗い場所では気になる
- バッテリーがあっという間に減ってしまうことがあった
実際にはデメリットより、それ以上のメリットの方が多いので、使い続けています。
SIMカードを外してはいけない
本体の側面に小さなフタがあり、開けるとSIMカードが入っています。
このSIMカードは抜くと利用できなくなってしまいます。
子どもが使うものですから、抜いてはいけないのなら、初めから簡単に触れない作りになっているとよかった!
↓ 公式サイトのよくある質問より
【goo of things いまここ】GPS端末内のSIMカードを取り外すと利用不可になりますか?
はい、SIMカードを取り外しますと、ご利用不可になります。
GPS端末内に内蔵されているSIMカードは取り外さぬようお願い致します。
【goo of things いまここ】GPS端末内のSIMカードを取り外すと利用不可になりますか? – gooヘルプ
緊急ボタンには3分~10分の遅れがある
緊急ボタンを押してからアプリに通知が来るまで早いと2~3分、長いと10分ほどかかります。
通知が来てから迎えに行くと、もう家の近くまで帰ってきていることもあります。
でもこれは緊急ボタンのついている他のGPSでも同じではないでしょうか。
定期的にランプがつくため暗い場所では気になる
使っていない時(動いていない時)でも定期的にランプがつきます。
暗い部屋に置いておくと気になりますが、失くした時は便利だとも思うので、メリットなのかもしれません。
ここの2カ所のランプが光ります
バッテリーがあっという間に減ってしまうことがあった
バッテリーのもちは、通常だとフル充電で5日~1週間くらいです。
しかし2日で残量20%ほどになってしまうことが1年半の利用期間の中で2回くらいありました。
バッテリーを使い切ってからの充電を試してみた結果、現在は5日~1週間ほどで、以前と同じように使用できています。
あくまで我が家で継続利用している中であったことですので、個々の現象かもしれません。こういう事例があったということをお伝えします。
「バッテリーを使い切ってからの充電」は公式サイトで進めている方法ではありませんので、実行する場合は自己責任でお願いいたします。
※これは「スマホのバッテリーを復活させる方法」という記事を見かけたときに知った情報で、実行してみると我が家の場合はバッテリーのもちが改善されたように感じたということです。
公式サイトのヘルプにもバッテリーの減りが早い件についての質問がありましたので、あわせてご覧ください。
↓ いまここGPSの公式サイトより
【goo of things いまここ】バッテリーの減りが早いです。端末の劣化ですか? – gooヘルプ
いまここGPS メリット9つ
- 充電のもちがよい
- 位置情報の精度が良好
- 月額利用料がお手頃な価格
- 充電の残量がわかりやすい
- いまここ(緊急)ボタンの使い方が簡単
- 基本料金内で複数の保護者で見守り可能
- 緊急通知は確認しないと何度も通知が来る
- 本体の充電ランプで子供本人が充電が必要なことを知らせてくれる
- はじめからラバーカバーがついているため、別に購入する必要がない
メリットの方が圧倒的に多いので、私は購入して良かったです。
通知音も鳴るようになり、緊急通知も確認しないと繰り返し通知がくるため、さらに気に入りました。
充電のもちがよい
私は「更新優先」に設定していますが、充電頻度は5日以上もつので充電も楽です。
バッテリーのもちは利用状況や利用頻度によって異なります。
設定は更新優先(更新間隔1.5分~3分)と通常(更新間隔3分~5分)の2パターンがあります。
位置情報の精度が良好
今のところ位置情報に誤作動はありません。
他の見守り用GPSを使ってきたからわかりますが、周りのポケットWi-FiやWi-Fiスポットに影響されたり、挙動がおかしいということは感じません。
月額利用料がお手頃な価格
月額費用は638円です。
他の見守り用GPSでも440円~748円ですから、平均的な金額ですね。
長ければ数年使うものですし、このくらいの金額が助かります。
最低利用期間や解約金もありませんので、好きな時に初めて、解約も簡単です。
いまここ(緊急)ボタンの使い方が簡単
↓ 真中のボタンを長押しするだけの簡単な操作です。
- 長押し(3秒)
- 5秒以内に連続3回押す
上記のどちらかの方法でボタンを押すと緊急測位が実行され、アプリに通知がいきます。
ボタンを押すと表面のランプが赤く点灯するので、押されたことが自分でわかります。
※いまここボタンの通常利用を越える使い方の場合、サービスの利用を制限されるという記載が公式サイトにありました。
基本料金内で複数の保護者が見守り可能
いまここアプリは追加料金なしで複数人の利用ができます。
追加できる人数に制限もありません。
ただし、いまここアプリのダウンロードとgooIDの登録は必要です。
緊急通知は確認しないと何度もおしらせが来る
緊急ボタンが押されると、スマホに通知がきます。
通知が来たことをスマホアプリの画面で確認しないと、繰り返し通知があり、緊急通知を見逃さない工夫がされています。
スマホ画面への通知
緊急ボタンが押され、いまここアプリを開くと、通常の子どものアイコンではなく、急を伝える雷マークが表示されています。
↓ 緊急ボタンが押された時の雷マーク
緊急ボタンが押されてから、スマホアプリに通知が来たさいに通知一覧を確認しないと数分おきに通知が来ます。
緊急ボタンが押された時の通知一覧
通知一覧を確認すると、通知は止まります。
通知を確認せずにいると繰り返し通知が来ますが、最大で7回までです。
通知は最大7回まで
この機能も途中からの仕様変更で、とても気に入っています。
通知は「ピロリン」と音が鳴るだけですから、聞き逃してしまう事もありますよね。アプリを開いて緊急通知が来たことを確認しないと繰り返し通知がくるのはとても助かります。
バッテリー残量がわかりやすく、本体の充電ランプで子供本人からも充電が必要なことを知らせてくれる
アプリ通知ではバッテリー残量をパーセンテージで表示してくれるのでとてもわかりやすいです。
残量が20パーセント以下になるとアプリに通知がきます。
もう1つ、本体のランプでも残量の目安がわかりますので、息子本人が「充電して」と持ってきてくれてとても助かります!
はじめからラバーカバーがついているため、別に購入する必要がない
カバーは同梱されていますがヒモがないため、ランドセルの外側に下げる場合は紐やストラップが必要です。
↓ ケースについては後述します
「いまここ」GPSの精度は正確?
現在、子供用みまもりGPSの元祖ともいえる、BsizeのGPS BoT(第二世代)も同時に利用しおり、体幹的な感想になりますが、「いまここ」の精度は良好です。
娘(姉)には緊急ボタンのないGPS BoT(第二世代)、息子(弟)には緊急ボタンのある「いまここ」を持たせています。
登校は一緒ですので、精度の違いを比較できます。
同じくらいの場所をポイントとして登録しておりますが、おおむね同じタイミングで通知が来ます。
いまここの方がまわりのWi-Fiスポットの影響を受けることがなく、快適に思えます。
精度については不具合を全く感じていませんが、約2年継続して利用している中で、1度だけサービスを正常に利用できないトラブルがありました。
※私が不具合に気づいたのが1回だけだったので、もしかしら他にもあったかもしれません。
こういった不具合については他のGPSでもありましたので、2年間で1回だけなら私は気にしません。
復旧も早かったですし、2022年11月28日以降、2023年の2月まで特にトラブルはありませんでした。
「いまここ」GPSはケースが必要?
はじめからラバーカバーが4本付属されているため、ケースは必要ありません。
- グレー
- 水色
- ピンク
- 黄色
ですが、本体をランドセルにぶら下げる場合は、紐やストラップを用意する必要があります。
ランドセルの外側(防犯ブザーの位置がおすすめ)につけるなら、細いキーホルダーのような紐は切れる可能性が大きいため、太い紐かがっちりとしたストラップを付けた方がいいです。
ラバーカバーに切り込みが入っているので、ストラップを付けてもラバーカバーを付け外しができますし、穴が開いているのでカバーをつけたままでも、充電ランプや充電ケーブルを利用できます。
ランドセルの外側につけるなら、通知ボタンにすぐに手が届くようにランドセルの前側につけましょう。
子どもたちが言うには、ランドセルの側面のフックに防犯ブザーをつけても手が届かないそうです。
ランドセルにつけるなら前がいい
バッテリーはどのくらいもつの?充電器は?
デメリットに書いたように、急にバッテリー消費が早くなった現象がありましたが、現在は公式サイトで表示されている期間と今のところ変わりないです。
- 1.5分~3分の測位:約5日間
- 3分~5分の測位:約10日~14日間
私は「1.5分~3分の測位」に設定しています。
だいたい5日くらいでバッテリー残量が20%になります。
バッテリー残量をパーセンテージで確認できるのはとても便利です。
「いまここ」の充電ケーブルは、micro USBケーブル
「いまここ」の充電ケーブルはmicro USBケーブルです。
小型の家電製品に付属されていることも多く、購入前に家の中を探してみるとよいですよ。
私はデジタルビデオカメラのmicro USBケーブルを使っています。
子供用GPSは防犯対策の1つであるということ
子供用のGPSについて記事を書くときにいつも思うことは、GPSは防犯対策の1つの方法であるということです。
GPSを持たせていれば安全が保たれるということはなく、日頃から防犯について親子で話し合っておく必要があります。
我が家も防犯標語の「いかのおすし」に始まり、万が一不審者に遭遇してしまったらどうしたらいいか、どこに向かって逃げたらいいのかなど、話し合っています。
いまここGPSの感想 まとめ
|メリット
- 充電のもちがよい
- 位置情報の精度が良好
- 月額利用料がお手頃な価格
- 充電の残量がわかりやすい
- いまここ(緊急)ボタンの使い方が簡単
- 基本料金内で複数の保護者で見守り可能
- 緊急通知は確認しないと何度も通知が来る
- 本体の充電ランプで子供本人が充電が必要なことを知らせてくれる
- はじめからラバーカバーがついているため、別に購入する必要がない
|デメリット
- SIMカードを外してはいけない
- 緊急ボタンには3分~10分の遅れがある
- 定期的にランプがつくため暗い場所では気になる
- バッテリーがあっという間に減ってしまうことがあった
通知音が鳴るようになり、緊急ボタンの通知も確認しないと繰り返し通知が来るようになり、さらに使いやすくなったため、購入して本当によかった商品です。
気づいた点は追記していきます。
防犯用に始めた見守り用GPSですが、使いだすと本当に便利です。
時間短縮に役立つアイテムとして寄稿記事も書かせていただきました
GPSを持たせても、小学校の登下校には様々な危険があります。
しかし子供の居場所がわかることで、安心できる部分も多いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。