小中学生の母、卯野ハンナです。中学生の娘が、頭部の小さいアザの摘出手術を受けました。
アザの治療は公的保険適応になるものとならないものがあるんですよね。
- 公的医療保険の対象になれば、自己負担は3割、子供だから、子どもの医療費助成制度であれば格安に治療を受けられるはずだけど・・・
- 民間の医療保険でも給付金の対象になるのかな?
といったことが心配でしたが、ありがたいことに公的医療保険・子どもの医療費助成制度の対象になり、民間の医療保険での手術給付金もいただくことができました。
医療保険の適応を受けられるかどうかは治療費負担に大きくかかわりますから、自由診療かな・・・?と自己判断せずに、医療機関で聞いてみましょう。
今回は娘のアザ治療が医療保険の対象になった、傷病名や手術名を体験談として、ブログ記事にまとめます。あくまで体験談の1つとしてご覧ください。
術後は良好で、現在は傷跡がわからないほどになっています。
アザの発見から摘出手術までの経緯
はじめに、アザの摘出手術までの経緯を簡単にご説明します。
現在中学生の娘には、幼いときから頭皮に3ミリほどの小さい赤茶色のアザがありました。気づいたときにはそこにあった・・・という記憶で、生まれつきのものかどうかわかりません。
アザのイメージとしては下記のような平たくて赤茶色のアザでした。画像素材から似ている画像をイメージとしてアップします。
小さいときのアザのイメージ画像
月日が経ち、自分でドライヤーをかけるようになると、娘の頭皮を確認する機会がなかったため、小さいアザのことは忘れていました。
ある時、久しぶりにドライヤーをかけてあげる場面があり「あれ、小さい時からあった赤茶色のアザ、大きくなってる・・・」と気づきました。
再びにアザに気づくまでの期間は10年程度だと思います。
下記も画像素材から似ている画像をイメージとしてアップしました。実際の画像を残していなかったことが悔やまれます。
大きくなったアザのイメージ画像
幼少期は3ミリ程度で薄い赤茶色のアザが、久しぶりに見つけたときには、5ミリほどで、赤黒く、盛り上がっていました。
「徐々に大きくなるアザ」、なんとなく放っておけない気がしますよね。知人の紹介で形成外科クリニックを受診し、医師の診断後、手術となりました。
医療保険の対象になった傷病名・手術名は、頭部腫瘍・皮膚腫瘍摘出術
- 傷病名:拡大傾向にある頭部腫瘍
- 手術名:皮膚、皮下腫瘍摘出術
- たぶん良性と思われる(病理検査の結果、良性でした)
医師から、「悪いものではなさそうですが、これ以上大きくなる前に手術で除去しましょう。このくらいであれば手術の傷跡も小さいですし、すぐに髪の毛でわからなくなりますよ」とのことで、手術を希望しました。
また娘の顔は「手術」と聞いて青くなっていましたが。
※娘はいろいろと痛い思いをしています。記事の最後に体験談の関連記事としてご紹介していますので、興味があればご連くださいませ。
下記の画像は、手術後の傷と、3か月後の娘の頭皮です。この傷跡も現在は探さないとわからないくらいになりました。
手術後と3か月後
余談ですが、アザの治療にはレーザー治療もありますよね。
レーザー治療も「治療」が目的であれば公的医療保険の対象になります。美容や機能性の向上のためであれば公的医療保険の対象になりません。
民間医療保険で対象になるかの判断
これは民間医療保険会社によって、対象範囲が異なるため、直接保険会社に問い合わせてみましょう。
娘は8歳の時から民間医療保険に加入しています。今回は手術になったため、手術給付金をいただくことができました。
- 入院給付金(日額5000円)
- 手術給付金(1回につき5万円)
保険会社によってはホームページなどで、給付金請求の対象になる傷病名や手術名を公開していますから、確認してみましょう。
ちなみに私は保険会社のお問い合わせフォームで、傷病名を伝えて、保険金が請求できるかどうか確認をしたところ、請求可能であったため手術後に保険金の請求をしました。
アザ治療にかかった費用と期間
受診した日数:手術・抜糸・経過観察のための受診をふくめて5日
診療明細書から計算した合計額(十割負担):24,740円
娘の場合は公的医療保険の対象で、さらに子どもの医療費助成制度も利用できたため、治療費自体はすべてあわせても3500円程度でした。
ですが交通費がだうぶかかってしまったため、民間医療保険から5万円の手術給付金をいただけたのは本当に助かりました。
その分保険料を毎月支払っておりますが。
まとめ:アザ治療(除去手術)は保険適応になるか?
娘のアザ治療で、医療保険の対象になった傷病名・手術名は、「頭部腫瘍・皮膚腫瘍摘出術」でした。
アザ治療が医療保険の対象になれば治療費の負担がぐっと軽くなりますね。
医療保険の対象となる場合も数多くありますので、医療機関に問い合わせてみましょう。
診断の内容や手術が必要な場合は、民間医療保険でも保険金を請求できます。
保険金の請求ができるかどうかは保険会社によって異なりますので、診断名や受ける手術名で、保険会社に問い合わせてみましょう。
公的医療保険の対象で、子どもの医療費助成制度も使えたため、費用面では数千円。手術を受けたため、加入している民間医療保険でも5万円の手術給付金を受け取ることができました。
おかげさまで娘の術後は良好です。傷も小さく最近では探しても見つからないほどになりました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。