子供の登下校の安全が心配な小中学生2人の母、卯野ハンナです。
我が家では子供の登下校の防犯対策の1つとして、子供用GPSとあわせて防犯ブザーも持ち歩いています。娘は中学生になりましたが、今でも防犯ブザーはカバンにつけております。
この防犯ブザー、いざという時に子供が使えないと効果は半減して今いますよね。ですから子供が愛着をもてるようなデザインのものを選んでいます。
本日ご紹介する昭和教材の「あんしんてんとうくん」は、まさにかわいい防犯ブザーです。
我が家はすでに3個目のあんしんてんとうくんです。息子はとくにお気に入りで、現在2個目を利用中、娘も小学生の時は使っていました。おすすめしたいかわいい防犯ブザーの1つです。
この記事では、あんしんてんとうくんを実際につかってみた感想をまとめています。
あんしんてんとうくんの商品レビューや、画像などを見たい方はぜひ最後までご覧ください。
子供向け防犯ブザーのおすすめ6選をまとめた記事はこちら
あんしんてんとうくんもおすすめ防犯ブザーとしてご紹介しています。
製造元の「昭和教材株式会社」ってどんな会社?
製造元の昭和教材株式会社は日本の教材メーカーです。
公式ウェブサイトではさんすうセット、画材(絵の具)セット、裁縫セット、書道セットなど、「あっ!小学校で見たことある!」と思う教材がずらりと並んでいます。
※基本的には特約代理店を通しての購入になります。
創業70年以上の歴史があり、日々子供たちの学校教育に優れた教材の製造・販売を行っています。
防犯ブザー「あんしんてんとうくん」基本情報
- 音量:94dB
- サイズ:約70×62×30mm
- 連続吹鳴時間:150分以上
- 電源:単4電池2本
- 生活防水:IPX5適合
- ブザーのピン:引き抜けない(脱落しない)タイプ
- 電池の取り外し:ネジ4か所(ドライバーが必要)
- 全国防犯協会連合会推奨の優良防犯ブザー
商品の紙箱にはMAID IN CHNAの文字がありますので、製造は中国です。
ランドセルに下げるとこのくらいのサイズ
※ランドセルのカラーはモノクロに加工しています。
全国防犯協会連合会とは
全国防犯協会連合会は、略称「全防連」とも呼ばれて、防犯知識の普及、各地の防犯協会や防犯ボランティアへの支援活動を行う公益法人です。安全で安心な社会の実現を目指して活動しています。
全防連では、一定の性能を有する防犯ブザーの普及をはかるため、必要な性能基準を定め、これに適合する防犯ブザーを「優良防犯ブザー」として推奨する制度を構築し、審査を行うための委員会を設けています。
あんしんてんとうくんは全防連の優良防犯ブザーとして推奨されています。
注意)全防連に申請された防犯ブザーが審査されるため、優良防犯ブザー以外の防犯ブザーが質の悪い商品ということではありません。
てんとう虫の防犯ブザー電池交換
取り付ける電池は単4電池2本です。
あんしんてんとうくんを裏返すとネジが4か所ありますので、細めのドライバーでネジを外してあけます。
フタの裏に電池の向き(+と-)が表示されていますので、確認してセットします。
ネジをしめるときに、力を入れすぎるとネジの穴が壊れてしまうので注意しましょう。
電池交換は難しくありませんが、正直に言うと、ネジが4本もあるのは電池を入れるさいに面倒です。
しかし、落下したり、ぶつけたりしたときに、簡単にカバーが空いてしまってはいざという時に使えませんので、デメリットとは言えませんね。
それと簡単に電池が外せないというのは、万が一不審者に投げたときは、外れにくい方がほんの少しでも逃げるための時間稼ぎになるかもしれません。
防犯ブザーの止め方・鳴らし方
ブザーの鳴らし方は2通り
- あんしんてんとうくんの背中のボタン、向かって右(ブザーの絵柄あり)のボタンを押す
- チャームのついたフックを引く
とっさの時はボタンよりもフックを引く方が簡単です。
鳴らしたブザーの止め方
- 背中のボタンは押した時しか鳴りませんので、指をはなせば止まります。
- フックを引っ張った場合は、ブザーが鳴りっぱなしになりますが、フックを戻せばブザーを止めることができます。
フックは脱落しないタイプですから、誤ってフックをどこかになくしてしまうといったトラブルがないのはいいですね。
あんしんてんとうくんのメリット&デメリット
メリットとおすすめポイント7つ
- 見た目がとにかくかわいらしく、一目で防犯ブザーとわかり、大きくて存在感がある
- 1000円以下のお手頃価格
- 全国防犯協会連合会推奨の優良防犯ブザー
- 安全対策がされたネックストラップ付き
- 取り外しが簡単なレバー付きナスカン
- ボタンを押すと2000luxの明るいライトがつく
- 以前の商品よりも改良が加えられており、長く販売されている
取り外しが簡単なレバー付きナスカンが良い!
子供たちに学校や習い事で防犯ブザーを持たせるようになって10年近く経ち、すでに数種類の防犯ブザーを使っています。
不審者に遭遇してしまった緊急時では、防犯ブザーを投げることも考慮しなくてはいけません。この時に、取り外しが簡単なのはレバー付きナスカンがついている防犯ブザーです。
防犯ブザーは比較的取り付けが簡単なフックが採用されていますが、外すのも簡単なフックはより使いやすいですよ。
それに、取り外しが簡単だと、小学校以外の場所にも持っていきやすいですよね。
ボタンを押すと2000luxの明るいライトがつく
子供たちはなぜかライト付きの防犯ブザーが好きですw
あんしんてんとうくんもボタンを押すととても明るいライトが点灯します。
安全対策がされたネックストラップ付き
ランドセルにはフック(レバー付きナスカン)で取り付けますから、ネックストラップは必要ないように思いますが、公園での外遊びなどでは、ネックストラップにつけて利用する機会もありますので、付属品としてついているのは便利です。
お手頃価格で全防連推奨の優良防犯ブザー
だいたい1つの防犯ブザーが1年~3年で壊れます。これは高額(2000円以上)な防犯ブザーだと壊れないということでもありませんでした。
ですから、1つ1000円以下の金額で購入でき、全防連おすすめの優良防犯ブザーというのは大きなメリットです。
以前の商品よりも改良が加えられており、長く販売されている
現在使っているあんしんてんとうくんは、商品名に「SP-Ⅲ」と表示されておりますので、改良を重ねた3作目なのではないかと推測します。
たしかに以前購入したあんしんてんとうくんは、電源にボタン電池が採用されており、大きさもひと回り小さかったです。
昭和教材で製造されている防犯ブザーは「あんしんてんとうくん」のみですが、こうして改良を重ねて長く販売されているのは、とても安心感があると思いませんか?
デメリットともうちょっとと思うポイント3つ
大きなデメリットは感じないのですが、あえてデメリットやがんばってもらいたい点をあげるとしたらこちら
- ランドセルに固定できるマジックテープがあるともっといい
- 脱落しないフックは前回の黄色いてんとうむしの方がかわいかった
- ライトをつけっぱなしにできる工夫があるともっといい
ライトをつけっぱなしにできる工夫があるともっといい
とても明るいライトが点灯するのはよいのですが、ライトをつけっぱなしにできる工夫があるとさらによかったです。
ランドセルい固定できるマジックテープがあるともっといい
本体が大きめの防犯ブザーであるため、ランドセルに下げるとブラブラガチャガチャ・・・
ランドセルに固定できるマジックテープがあるとさらによかったです。
しかし、ランドセルの肩ベルトに固定してしまうと万が一防犯ブザーを投げる場合は外すのに時間がかかるので、必ずしもデメリットとは言えません。
脱落しないフックは前回の黄色いてんとうむしの方がかわいかった
これはデメリットではありませんが、以前はフックの先についているチャームが黄色いミニてんとう虫だったのですよ。
とてもかわいくて、息子もここが一番気に入っている様子でした。
あんしんてんとうくんSP-Ⅲでは、とてもシンプルなてんとう虫のプレートにデザインが変わっていたのです。
本体の性能に全く問題はありませんが、希望としては黄色のミニてんとう虫に戻してもらえたらもっとうれしいです。
防犯ブザー・あんしんてんとうくんレビュー:まとめ
|メリット
- 見た目がとにかくかわいらしく、一目で防犯ブザーとわかり、大きくて存在感がある
- 1000円以下のお手頃価格
- 全国防犯協会連合会推奨の優良防犯ブザー
- 安全対策がされたネックストラップ付き
- 取り外しが簡単なレバー付きナスカン
- ボタンを押すと2000luxの明るいライトがつく
- 以前の商品よりも改良が加えられており、長く販売されている
|デメリット
- ランドセルい固定できるマジックテープがあるともっといい
- 脱落しないフックは前回の黄色いてんとうむしの方がかわいかった
- ライトをつけっぱなしにできる工夫があるともっといい
防犯ブザー「あんしんてんとうくん」をご紹介しました。
子供たちを取り巻く環境は日々変わっており、心配もつきませんね。これからも保護者としてできる対策は積極的に取り入れていきたいと思っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
登下校の防犯アイテムとして子供向けGPSも利用しています