転んで顔をぶつけ、おでこを3針縫う怪我をした女の子の母、卯野ハンナです。
まさに「ぱっくり」という表現があてはまるような傷を、おでこの真ん中に作った時には、外見も脳の中も本当に心配しました。
毎日軟膏とエアウォールUVのケアを欠かさず続け、転んでから半年でほとんどわからないくらいまでに、傷は目立たなくなりました。
- 紫外線対策の極薄テープでできることは?
- 実際にエアウォールUVを使ったケアの方法
- 使って感じたメリットとデメリット
私は医療関係者ではありません。普通の一般人から見た感想ですので、体験談の一つとしてみていただけたら幸いです。
子供が顔に傷を作った経緯と、病院での縫合処置の内容、注意点は子供が顔に縫うほどの傷【体験談】傷跡が目立たなくなるまでの半年間に書いています。
使ったUVテープ(エアウォールUV)がこちら

転倒しておでこをぶつけ、3針縫った傷の画像
紫外線は傷あとが黒ずむ原因と言われています。黒ずむということは傷が目立ちます。
エアウォールUVテープは、あくまで紫外線が傷あとにあたり、色素沈着するのを防ぐ効果があるものです。紫外線を防ぐ効果が高い極薄UVテープであり、傷を直接治すものではありません。
ですから我が家は傷を治すために軟膏を併用しました。
娘はおでこに3針縫う怪我をし、半年間でほとんど目立たなくなりましたが、軟膏とエアウォールUVテープを併用したからここまできれいになったのだと私は思っています。
実際の娘のおでこの傷の画像がこちらです。
傷など生々しいものが苦手な方は気を付けてください。
縫った直後の画像は痛々しく、とてもカラーでお見せするのは申し訳なく思いましたのでグレースケールに加工しています。
3針縫った次の日の写真

縫合から1週間後に抜糸した翌日の写真

軟膏とエアウォールUVテープでケアして6か月後の写真

エアウォールUVを使ってやってみたケアの方法

傷を縫合してくれた外科のドクターからは、ヒルドイドソフト軟膏が処方され、一日に数回軟膏を塗るように指示をうけました。
ヒルドイドソフト軟膏は医師の処方が必要は医薬品です。主成分がヘパリン類似物質で、塗った部分の血行をよくする作用があります。
ピンク色のチューブで、今回の受診以外でも、乾燥がひどい時に小児科や皮膚科で処方してもらったことがある薬でした。
はじめはただ言われたとおりに自宅にいる間に何度か塗っているだけだったのですが、おでこだと帽子をかぶったり、汗をかいたりするとすぐに軟膏がおちてしまいます。
傷を紫外線にあてるのは色素沈着につながるのではないか・・・と心配になったときにエアウォールUVテープを知りました。
- 傷後(1.5cm)に爪の先ほどのヒルドイドソフト軟膏を塗る(たくさん塗ると、テープが付きません)
- 25mm幅のエアウォールUVテープを2cm切り、傷の上から貼る
- 夕方、学校から帰宅したら剥がして、入浴後は軟膏を塗るのみで朝まで過ごす
この繰り返しで、怪我をしてから6カ月でだいぶ薄くなりました。
重要なことですのでもう一度書きますが、このテープに直接傷を治す効果はありません。
傷あとが紫外線をあびる事による色素沈着を和らげる物です。医薬品ではありません。
我が家の場合ですとエアウォールUVテープは、UV対策&軟膏がとれない為の蓋の役割で使用していた結果です。
エアウォールUVテープ

ヒルロイドソフト軟膏と同じ成分が配合された市販薬のヒルマイルド

エアウォールUVを使った感想
裏側には1cm間隔で線が入っているので、カットする目安がわかりやすいです

肌に貼るのは白いはくり紙の方です。2回にわけて貼れるようになっているので1枚ずつ剥がして保護したい場所に貼ります。
テープの角を丸くカットするとめくり上がりにくくなると商品の説明書には書いてありますが、私はそのまま使っていました。
白いはくり紙から剥がす

おためしに自分の手の甲に貼ってみる

透明なはくり紙の方にも真ん中から切り込みがあるので、半分ずつはがします

離れて見ればそんなに目立ちません。ですが近くから見るとわかります(苦笑)
娘はおでこの傷だったのでお友達にテープの事をめずらしがられましたが、全く気にするタイプの子ではないので、毎日貼って登校していました。
手の甲にきれいに貼れました

しわを寄せるとなにか貼ってあることはすぐわかりますね

自分の手のしわが恥ずかしい・・・子どもの手をモデルにすればよかったです。
エアウォールUVテープだけだとこんなに薄い!


撮影用にテープだけ剥がしてみました。
とても薄いですね!
少し伸びるので、貼った時のツッパリ感はありませんが、範囲が広いとまた違う感想になるかもしれません。
テープだけ剥がしてしまうと肌にきれいに貼ることはできませんので、まねしないでください。
私も娘も剥がすときに痛みは感じませんが、貼る場所によっては皮膚が引っ張られて痛いかもしれません。
メリット
- 薄くて透明なので、近くで見ない限り目立ちにくい。
- 両面にはくり紙の切込みがあり、貼りやすくした工夫がある。
- 夏の終わりにテープを張った場所だけ日焼けしていいなかったので、UV効果は実感。(テープ以外の肌は、クリームタイプの日焼け止めを塗っていました)
- 貼っている事による突っ張り感は少ない
- 毎日、朝6時半から夕方5時ごろまで貼っていましたが、かぶれることはなかった
- 金額がリーズナブル
デメリット
- 貼るのにコツがいる
- 一度失敗すると張り直しが大変
- 夏場に大汗をかいた時は剥がれてしまった
- 貼る部位によっては剥がすときに痛いかもしれない
エアウォールUVテープの感想のまとめ
- テープそのものには、傷を治す効果はない
- エアウォールUVテープは傷を紫外線から守り、傷跡を残しにくくするためのアイテム
- 傷に塗った薬が、汗や帽子の摩擦で取れないようにするための蓋としても便利
傷の大きさにもよりますが、半年間のケアで我が家の場合はエアウォールUV(25mm×3m)を1巻きでたりました。
お子さんだと自分で貼るのは難しいかもしれませんから、保護者の手間はかかりますが、本体は1000円前後で購入できるので、効果を考えたらとてもよい商品です。
中学生になった今、傷跡はよく探してやっと「これかな?」と思うくらいきれいになっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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