分数ものさしの感想 小学生の分数わからない→分数大好きへ

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娘が小学4年生のころ、「あれ、うちの子、分数が苦手・・・?」と宿題の様子を見て感じました。そんな時にであったのが「分数ものさし」です。

  • 小学生のうちの子、分数でつまずいているみたい・・・
  • 分数が大好きになるようなアイテムはないかな?
  • 「分数ものさし」って何?うちの子も使えるかな?
  • 「分数ものさし」、自分では作れないの?

我が家の小中学生の子ども2人、分数が大好きです。そして親である私は、分数がよくわからない大人でした。

なぜ、我が子2人は分数が好きになったのか?本人たちは「分数ものさしが楽しかったから」と言います。

分数ものさしを購入し、ドリルに取り組んだ結果を一言でお伝えするなら、「分数でつまずいているお友達におすすめしたい学習アイテム」です。

現在娘(長子)は中学生です。小学校のころ分数でつまずくと、中学校は本当に大変です。

なぜなら、数学は積み上げ式の勉強だからです。分数は中学校でも使います。

一番はじめの小学校でつまずいている場合ではありません。

中学生でも、分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算が苦手と感じているなら、ぜひ使ってみてほしいのが「分数ものさし」です。

ブログ記事の後半で、お子さまが分数ものさしに興味を示さない時の対処法もあわせて書きました。

目次

分数のものさしとは?お友達思いの山本くんが考案した、わかりやすく分数を理解するためのツール

「分数ものさし」とは、分数の仕組みを長さで表すことで、視覚的に理解でき、筆箱に入るサイズ、持ち運びの便利さまで研究された学習ツールです。

考案者は静岡県に住む、当時小学5年生の山本賢一朗くん。

小学校でクラスのお友達が、「分数がわかりにくい」と言っているのを聞き、わかりやすく理解するためのツールを考え、5年生の自由研究として作った作品が「分数ものさし」です。

メディアでも取り上げられ、商品化されました。

15センチの分数ものさしと、専用ドリルのセットがこちら

専用ドリルのみはこちら


専用ドリルでは分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算まで学べます。

ドリルの目次

分数ものさしドリルの目次がこちらです。

  • 「分数ものさし」でできること
  • 分数ってなんだろう?
  • 分数のおおきさくらべ
  • 同じ大きさなのに数字がちがう?
  • たし算・2人で走ろう!
  • ひき算・パン食いきょう走!
  • ゴールまでのこりは?
  • 同じ答えになる式は?
  • かけ算・場所取り合せん!
  • わり算・山分け作せん!
引用元:分数ものさしドリル目次のページより

ドリルの概要

分数ものさしを使った感想
ページ数80ページ
出版社プレジデント社
発行年月日2018年2月8日

分数は何年生から?分数が嫌いになる理由

部屋の隅でうずくまる子ども

分数を習い始めるのは小学2年生からです。

このころは分数の基礎になる部分のみで、計算はしません。ですが、分数の「ものを分ける」という基礎の考え方を理解できないと、応用問題も解けませんよね。

2年生から始まり、3年生で同分母分数のたし算・ひき算、4年生で真分数・仮分数・帯分数など、毎年学習します。

このように、習った内容が徐々に複雑になっていく積み上げ式の学習では、そのうちわかるようになるだろう・・・ということはなく、つまづいたところまで戻ってわからないをわかるにしないと、どんどん苦手意識が強くなってしまいます。

算数でつまずくと、自分の学年よりずっと小さい学年の学習をやり直した方が結局は早いのですが、それを子ども自らはできませんよね。

こうなると子ども自身も苦しい・・・あぁ、自分の小学生時代を思い出します。

分数ものさしの使い方と感想、メリット・デメリット

とにかくドリルの丁寧な解説がわかりやすいです。

文字も大きく、すべての漢字にふり仮名なふってあるため、小学校低学年のお子さんでも読むことができます。

実際、息子は小学校2年生の前半に、この分数ものさしのドリルにチャレンジして、最後まで学習できました。

分数ものさしを使った感想

|メリット

  • 分数ものさしとドリルで、分数の基礎から、たし算・ひき算・かけ算・わり算まで学べる
  • すべての漢字にフリガナがふってあり、低学年の子でも取り組める
  • 重要なページには使い方動画のQRコードがついており、動画を見ながらやり方を確認できる
  • 分数ものさしの目次を見てわかるように、ひき算をパン食いきょう走、かけ算を場所取り合せん、など遊びの要素がたくさんつまっている
  • 長さ15センチで、持ち運びにとても便利

|デメリット

  • 有料であること

デメリットは特にありません。

商品の優秀さを思えば、それほど高い教材とは思いませんが、しいてあげるとすれば有料であるため、分数ものさしを複数必要だと思う時は負担に感じるくらいです。

分数ものさしの作り方 自分で作成してみる

分数ものさしの画像はインターネットで紹介されていますので、100円ショップのシンプルな定規に、油性ペンで線をひけば、自作の分数ものさしを作ることもできます。

分数ものさしを複数ほしい場合は、1冊目は書籍を購入して、2つ目以降は自分で作成するのもよいと思います。

我が家の場合は、娘に1冊購入し、息子の時は、分数ものさしはそのままお下がり、ドリルは娘がひいた線を消しゴムで全部けしてお下がり。

ドリルのみが販売されていると知りませんでした。

分数ものさし、黄緑とオレンジの表紙の違いは?ドリル購入の注意点

黄緑色の表紙は分数ものさし本体とドリルのセット、オレンジ色の表紙はドリルのみとなっています。

分数ものさし本体がほしい場合は、黄緑色の表紙であることを確認しましょう。

値段もドリルのみの方が安いので、注意しましょう。

開けてみたら分数ものさしが入っていない!となれば悲しくなってしまいます。

子どもが分数ものさしを使ってくれない!大人と一緒にやってみよう

分数がわからなくて困っている子供

分数ものさしを購入したとしても、子どもが使ってくれなければ、「分数がわからない→わかった、大好き!」にはなりませんね。

小中学生の子ども2人の家庭学習を日々応援して感じることは、どんなにすばらしい教材や学習アイテムを購入したとしても、子ども本人だけですすんで学習してくれるのは、ごくごく一部のお子さんです。

娘が小学校へ入学し、中学生になった今、朝日小学生新聞からはじまり、Z会グレードアップ問題集、スタディサプリなど、いろいろな教材を利用していますが、渡しただけで取り組んでくれたものはほとんどありません。

ではどうするか・・・習慣化されるまで一緒に取り組むのが一番近道でした。

分数ものさしも、はじめは「何これ?」といった様子の娘でしたが、「お母さんにもやり方を教えて」とお願いすると一生懸命取り組み、得意げに説明してくれました。

分数ものさしのドリルは遊びの要素もたくさんありますので、途中からは娘1人でも勝手に取り組み、ドリルの最後まで完成させていました。

おかげで私も分数がわからない大人から、わかる大人になりましたよ。

親が教えてあげなくても、勉強しているときに近くにいて、丸をつけてあげたり、できあがったらほめたり、苦戦しているときも励ましてあげているうちに習慣化されます。

習慣化されればこっちのもので、今では分数の計算も大好きになった娘です。

「分数ものさし」ありがとう。早い段階で出会えてよかったアイテムです。

分数ものさしの感想・まとめ

算数・数学は積み上げ式の学習ですね。早い段階でわからないポイントをわかったに変えていく方が、算数は効率的ですし、学校の勉強も楽しいはずです。

|メリット

  • 分数ものさしとドリルで、分数の基礎から、たし算・ひき算・かけ算・わり算まで学べる
  • すべての漢字にフリガナがふってあり、低学年の子でも取り組める
  • 重要なページには使い方動画のQRコードがついており、動画を見ながらやり方を確認できる
  • 分数ものさしの目次を見てわかるように、ひき算をパン食いきょう走、かけ算を場所取り合せん、など遊びの要素がたくさんつまっている
  • 長さ15センチで、持ち運びにとても便利

|デメリット

  • 有料であること


気づいたときには苦手になっていた分数、そのままにしておくと、あとあと本当に嫌いになってしまいます。

ぜひ小学生のうちに「分数がわからない・・・から、分数大好き!」になるよう、お子さんをサポートしてあげたいですね。

分数ものさしは分数がわからなくて困っているお友達に教えてあげたくなる、学習ツールです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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