朝日小学生新聞を定期購読している卯野ハンナです。上の子が低学年で読み始めているので、下の子は保育園児のころから親しんでおります。
定期購読の理由は楽しく続けられて、家庭学習にもつながるものってないかな?と探しているうちに出会いました。
定期購読の中で、朝日小学生新聞「活用ノート」のことを知り、実際に使ってみました。
- 朝小新聞公式の学習ノートの紹介
- 活用ノートを使った感想
- 我が家のオリジナルスクラップ学習法
朝日小学生新聞 活用ノートってなに?値段は?どこで買う?
活用ノートは朝日小学生新聞で週2回掲載される「天声こども語」と、月曜日以外は毎日掲載の「ニュースあれこれ」をぴったりサイズで貼り付ける事ができるノートです。
天声こども語は9日間分、ニュースあれこれは26日分貼れます。
背表紙を右に置くと「天声こども語」を貼り付け、縦型に使うページになります。そして背表紙を左側に置くと「ニュースあれこれ」を貼り付け、横型に使うページになります。
しっかり毎日記事を切り取って、貼り付けていくと1カ月分で1冊が終わる作りです。
活用ノートの表紙(旧)
※2022年11月現在、表紙のデザインが変更されています
書き写すページ
朝小活用術でおすすめされているスクラップ学習の方法
- 書き取り(天声こども語をそのままマス内に書き写して読解力アップ!)
- 調べもの(文章の中のわからない言葉や、気になる言葉をみつけて辞書で調べる)
- 要約や感想を書く(読み取った文章を要約、文章の感想を書きます)
活用ノートの価格は税込み220円です。
新聞の購読申し込みはインターネットで出来るので、すっかりノートもネット購入ができるものだと思っていましたが、探しても注文欄が見つかりません。
仕方なく朝日新聞のフリーコール(TEL:0120-415843)にネット注文先を聞いてみましたら、2018年8月の時点で、ネット注文は行っていないとの回答でした。
そのまま電話で注文すると、最寄りの朝日新聞販売所に連絡を入れてくれました。数日後、夕刊の時間に配達員さんが自宅に届けてくれて、このさいに料金をお支払いしたと記憶しています。
最寄りの朝日新聞販売所では活用ノートは「在庫を置かないから、連絡をもらってから注文する事になります」と配達員さんが教えてくれました。
在庫を置かない販売店もあるようなので、まとめて数冊注文する方がいいかもしれませんね。
朝日小学生新聞 活用ノート使った感想
我が家の長女は「天声こども語」を中心にスクラップしていきました。しっかりと続ければ確実に力がついていくと感じます。
はじめは1日分の書き写しを30分以上かけていましたが、続けるうちに調子がいいと15分ほどで書けるようになりました。
文章の中で気になる言葉を辞書で調べたり、文章に題名をつけてみたり、よく考えられた内容です。
調べものをしたり、感想を書く時間もあわせると、45分から1時間くらいかかりました。
すべて記入する枠がありますので、ノートにしたがって書き込み、慣れれば子ども1人で取り組めます。
学習したノート
順調だ・・・と思ったのもつかの間で「これは娘にあわない」と感じる出来事が続きました(涙)
娘は「書き取り」「書き写し」が大、大、大嫌いなのです(大汗)漢字練習が宿題に出た時は大泣きです。
こんな調子なので、「天声こども語」を書き写すさい、調子がいい時はちょっとぼやく程度ですが、調子がのらない時は泣きながらやるようになってしまいました。
これではせっかく活用ノートを買っても、勉強が嫌いになってしまいます。
私は活用ノートを使う事を諦めました。
担任の先生に相談しアドバイスをいただいて、同じ「天声こども語」を使った勉強法でもやり方を変えました。そこは下記でのべます。
結局娘は活用ノートを上手に使いこなせなかったのですが、短期間でも使った感想として、メリットとデメリットをまとめました。
活用ノートをおすすめするなら?
ここは個人的なおすすめポイントですが、私がこの活用ノートをおすすめするならこんな感じのお子さんです。
- 朝日小学生新聞をフル活用して勉強したい
- 専用のかっこいいノートで子供のやる気を刺激したい
- 本人が漢字の書き取りや、書くことを嫌がらない
- 好奇心が旺盛で、新しいもの(ニュース)に興味津々
- 1カ月分で220円を負担に思わない
こういったお子さんやご家庭なら最大限に活用できると感じます。
- 朝日小学生新聞の利用価値が上がる
- 家庭学習として最適
- こつこつと続けると確実に力がつく手ごたえを感じるようになる
- A4サイズの見開きで1日分の「天声こども語」や「ニュースあれこれ」を貼り付けて、書き写したり、調べた単語を書き込めたりするので、見た目がとてもきれい。
- 専用ノートだと思うと子どものテンションが上がる
- しっかりしたノートだが、価格が手ごろ(税込み220円)
- 書き写しのマスが11mmサイズで、小学校中学年くらいから無理なく書ける(10mmマスは少し小さく感じてしまう)
- ネットで注文できないので、購入するたびに電話をかけなければいけない。
- 「天声こども語」を書き込めるのは9日分のため、主に天声こども語を優先して取り組みたい場合は半分以上が「ニュースあれこれ」用のページになってしまう。
- 書き取りが嫌いなお子さんの場合は、書き写しが負担になる可能性がある
天声こども語だけで1冊になっているノートもあり
活用ノートは「天声こども語」と「ニュースあれこれ」がセットになったノートですが、「天声こども語」だけのノートもあります。
我が家のスクラップ(天声こども語)学習法
上に書きましたが、我が家の娘は活用ノートの継続を諦めました。
担任の先生のアドバイスは本当に役立って、今でも続けています。
専用のノートはもちろんないので、A4サイズの10mm方眼のノートを購入し、1ページに「天声こども語」の1日分を使うようにしました。
まずは読み込み、気になった言葉を調べてみたり、題名をつけたり、読んだ感想を記入する
そして重要なのは継続する!!
と、言っても我が家の場合は週に1回・・・できれば2回という具合に絶対に週2回で頑張る!!といった感じではありませんが(汗)
担任の先生には本当に感謝しています。全く嫌がらずに取り組むようになりました!
今では1日分を15分程度で終わらせ、家庭学習の一部として学校に提出しています。先生からコメントをもらえるのがとても嬉しいようです。
時間が短縮されただけが重要ではないですね。娘が嫌な顔せずに取り組んでくれることが嬉しいです。
スクラップ学習法で我が子の学力はどう変わった?
文章を書くことが速くなりました。日記が顕著に変わったと感じます。
家庭学習の一環で低学年から日記を書いていますが、内容はすべて行動です。感情がない!!
<例>
今日、弟と○○公園へ行きました。ブランコに乗りました。その後弟とシーソーをしました。弟がシーソーから落ちて泣いてしまいました。お母さんを呼びました。弟が泣き止まないので頭をなでていました。夕方の4時に帰りました。 おわり
おーーーい「嬉しい」とか「悲しい」とか「びっくりした」とかないのーーー???
しかもこれだけ書くのにどれだけの時間を費やしているのか・・・
日記だから嘘がなければいいんですけど、もうちょっとない??
と、こんな感じだったのですが、今では
「また行きたいです」
「お花がきれいでした」
など少しずつ気持ちも入れるようになってきました。
親としてはこのスクラップ学習法の効果だと思いたい!!
子供新聞をいつから読み始めるのがよいかは子供新聞はいつから読み始める?何歳からがおすすめなの?に書いています。
最後に
活用ノートに限らず、子供新聞はしっかり読むことができればとても良い学習教材です。
我が家の場合は子供2人が新聞を読んで、娘は家庭学習にも取り入れ、月々税込み1,769円はお値段以上です。
でも元を取ろうという気持ちで読むと、親子でぶつかるのでなんとなく目を通して終わる日もあれば、しっかり1時間以上読んで楽しむ日もあります(笑)
お子さんに読書の習慣があれば、見える位置に置けば自然と読むようになると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。